五色(ごしき)
和食料理の五色は『しょう、おう、しゃく、びゃく、こく』
青(緑)・黄・赤・白・黒(茶)の色である。
これは盛り付け配色の基本色でもある。
それとは別に献立としての五色は、材料を上記の色に染め分けるか、元々上記の色を持つ5種の材料を料理したもので、下のような献立がある。
五色揚げ(ごしきあげ)
元々は種々の野菜を揚げる精進料理。
人参、牛蒡、蓮根、薩摩芋、隠元など様々な色を持つ野菜を精進揚げにするか、上記の野菜に三つ葉、椎茸、葱などを加えて刻んだものをかき揚げにする。
もう一つのやり方は「変わり揚げ」の一種であり、衣の色で五色を表現する。新挽き粉の白色、干し湯葉の黄色、もみ海苔の黒色、京人参やパセリのを刻んだもので赤や緑の衣にする。
五色蕎麦(ごしきそば)
三月三日の雛祭りの後で供えるもの。
純白の一番粉を青黄赤白黒各色に染める。
青よもぎ、紅、卵黄、卵白、焼き昆布、胡麻、けしの実、抹茶、青海苔などを使う。
五色素麺(ごしきそうめん)
葉緑素、そば粉、梅干し、卵黄などを使って五色にした素麺。
五色膾(ごしきなます)
大根、人参、胡瓜、椎茸、油揚げ、しらたきなどを使った酢の物。群馬の郷土料理でもある。
子・卵 | 呉 | 濃口八方 | 鯉濃 |
鯉の洗い | 碁石作り | 甲州煮 | 香辛料 |
麹 | 香草焼き | 鴨頭 | 香煎 |
香の物 | 紅白膾蒸し | 甲羅返し | 光淋の松 |
氷鉢盛り | 氷彫刻 | 黄金 | 小串 |
濃漿 | 小口 | 焦げ湯 | 御講汁 |
五三の盛り | 漉し器 | 甑 | 小吸い物 |
五色 | 御膳 | 小袖 | 骨料理 |
小付け | 塾し | 小鍋仕立て | 木の葉 |
小鉢 | 駒板 | 胡麻 | 小町和え |
小町作り | 殺す | 五味 | 献立 |
菰豆腐 | 権蔵鍋 |