鯉濃(こいこく)
正確には鯉濃漿(こいこくしょう)と言う。
「こいこく」の料理作法は種類があるが、一例を。
・苦玉(胆嚢)を避けて(鰓下から指三本目にある)胆汁が身に付いたら洗っても渋みは落ちないから注意。
胴体を輪切りにし、金串を打ち焼く。
それを水から4時間ほど中火で茹でる。
味噌を溶きいれ、薬味を散らして饗する。
※鯉料理は必ず生きた鯉を使う
※筒切りにして使うが、内臓はつけたままでも、抜いてから煮てもよい(普通は苦玉以外の内蔵はつけておく)
※簡単で食べやすい作り方は水にたっぷりの酒を加えて茹でたあと、味噌を溶き入れる方法(内蔵をとっておいたほうが臭みがなく食べやすくなる)
※汁に合わせる「つま」には、ゴボウや大根などの根菜類がよい。青みはネギや三つ葉、吸い口には粉山椒など
子・卵 | 呉 | 濃口八方 | 鯉濃 |
鯉の洗い | 碁石作り | 甲州煮 | 香辛料 |
麹 | 香草焼き | 鴨頭 | 香煎 |
香の物 | 紅白膾蒸し | 甲羅返し | 光淋の松 |
氷鉢盛り | 氷彫刻 | 黄金 | 小串 |
濃漿 | 小口 | 焦げ湯 | 御講汁 |
五三の盛り | 漉し器 | 甑 | 小吸い物 |
五色 | 御膳 | 小袖 | 骨料理 |
小付け | 塾し | 小鍋仕立て | 木の葉 |
小鉢 | 駒板 | 胡麻 | 小町和え |
小町作り | 殺す | 五味 | 献立 |
菰豆腐 | 権蔵鍋 |