口替り(くちがわり)
口代わりとも書く。
「口取りの代わり」という意味で、会席料理の中程(向付、吸物の後くらい)に、海、山、里のものを作った料理を少量ずつ取り合わせて、三品から五品を盛って出す。八寸と同じようなもの。
甘味の口取り肴は酒に合わないので、折り詰めにして「おみや」とし、その代わりに酒に合う料理を見繕ったのが口代わり。
具 | 食い味 | 喰い合わせ | 喰い切り |
喰い初め | 喰積み | 空也 | 釘入り |
串 | 串打ち | 櫛形切り | 葛 |
葛餡 | 葛打ち | 葛切り | 葛鯛 |
葛取り | 葛葡萄 | 葛寄せ | 具足 |
口 | 口替り | 口取り | 口切り |
鞍掛 | 倶利伽羅焼き | 栗名月 | 黒文字 |
黒づくり | 鍬焼き |