倶利伽羅焼き(くりからやき)
串焼きのひとつ。
倶利伽羅とは不動明王が右手に持つ、竜が巻きつき炎に包まれた倶利伽羅剣のことを意味する。この剣自体が不動明王の化身とされ「倶利伽羅竜王」などと呼ばれ礼拝される。
その剣に似せた焼き物で、鯛のヒレを金串に巻きつけるようにして焼くもの。小さなウナギを巻きつけてタレ焼きにするものもある。
儀式の膳など特別な焼き物であり、一般にはあまり見るものではない。
具 | 食い味 | 喰い合わせ | 喰い切り |
喰い初め | 喰積み | 空也 | 釘入り |
串 | 串打ち | 櫛形切り | 葛 |
葛餡 | 葛打ち | 葛切り | 葛鯛 |
葛取り | 葛葡萄 | 葛寄せ | 具足 |
口 | 口替り | 口取り | 口切り |
鞍掛 | 倶利伽羅焼き | 栗名月 | 黒文字 |
黒づくり | 鍬焼き |