会席料理(かいせきりょうり)
懐石を崩した宴会、集会料理である。
江戸時代に俳人が集まる席を「会席」と呼んでいたことが由来とされる。もっぱら酒を楽しむための料理であり、最初に出るのも酒。
料理は一汁三菜(吸い物、刺身、焼き物、煮物)に、お通し、揚げ物、蒸し物、酢の物など。最後に飯と味噌汁を出す。構成は自由であり、宴席の目的によって変える。本来はデザートである水菓子も付かないが、出すことが多いようである。
会席各料理を点心に仕立てて小さくまとめ、弁当にしたものが松花堂弁当。
掻敷 | 掻式 | 懐石 | 会席料理 |
皆具 | 海藤花 | 開炉 | 貝塚煮 |
貝取り | 掻き身 | 柿卵 | 覚弥 |
隠し | 霞汁 | 割烹 | 香子 |
紙塩 | 紙鍋 | 唐草 | 空蒸し |
唐芋転がし | 辛子揚げ | 皮鱠 | 皮霜 |
皮作り | 川千鳥 | 替り鉢 | 丸(がん) |
岩石 | 観音開き | 甘露煮 | かっこ |
皮てんぷら | 寒干し大根 | 柿酢 | 堅豆腐 |