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悪い朝食良い朝ごはん

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悪い朝食良い朝ごはん〔一〕

ダイエットで朝食抜きをしてる方いませんか?
朝食を抜き続けると肥満になります。
ダイエットなんかにゃなりません。

■栄養をもらえない身体は、防衛の為に脂肪を貯める

■基礎代謝の低下で脂肪を分解出来ない

■インスリン抵抗性→糖尿病傾向になり肥満におよぶ
* 毎日朝食を摂る人はそうでない人に比べ、インスリン抵抗性・肥満にかかる率が37~55%も低い(米国心臓協会(2003年報告)

同じ理由で、たとえ朝食を摂ったとしても、その内容が貧弱ならば、結果として過食を招き、肥満につながります。

普通の人間なら、貧弱(この場合は{見かけ}にあらず栄養面の事)
な朝食を摂る(あるいは抜く)と、昼食時ともなれば激しい空腹感に襲われます。
その結果、食欲をそそる外見の、ボリュームのある昼食を選択することになります。
そのようなメニューは必ずや、澱粉、動物性脂肪、砂糖によって構成されており、身体が要求する肝心の栄養は、ほぼゼロです。

最悪のチョイスをしてしまうんですね。

体内で代謝機能を調整する器官たちは、必死で働くはめになってしまう。
脂肪を溜めて、他の重要な(例えば肝臓とか骨とか)器官を溶かして、足りない分を補おうとします。
肥満になり、生活習慣病予備軍になるって寸法です。

パンとコーヒーだけ。
これは壊れてしまった日本という国の象徴だとでもいうんですかね。
異常です。

では良い朝食とはどんなものなんでしょうか。

こんにちは~
もう少し早くこの様に解りやすい記事を読んでいれば、糖尿病にかからなかったかも知れません。理路整然とした文章に釘付けになりました。次回を楽しみにしています。
Posted by a737 at 2006年11月30日 16:13

a737さん

こんにちは。
要点を絞って問題を浮き彫りにしたいんで、ついつい断定的な語り口なってしまい、専門家から眉を顰められる記述も多々あるかも知れません。

しかしポイントは外してないつもりです。


食事療法はかなりの効果がありますので、a737さんも頑張って身体を大切にして下さい。
Posted by 魚山人 at 2006年11月30日 16:49

こんにちは~。
ん~・・・
次回が気になります~!!!!
早く明日になりますように(笑)
Posted by マキ at 2006年11月30日 17:27

はじめまして。(^^*
朝食は一日の基本ですからしっかり食べたいものですよね。
ただ朝あまり食べられない小生は、脂質や糖質を多く含むお菓子などを朝ご飯にする事が多いです。お手軽な事もあるのですが・・・
本当は白いご飯にお味噌汁、お漬け物が良いのですが。(^^;
Posted by 一角 at 2006年11月30日 19:01

また、遊びに来ました。
朝ごはんは取っているのですが、偏っているかも知れません。
次回の「良い朝食とは」に期待しています。
Posted by 勘太郎 at 2006年11月30日 19:04

はじめまして。ブログ訪問ありがとうございます。
家庭食のことも朝食のこともいろいろ考えたり、再認識したりしました。
家庭って本当に大事だなあと思いました。
主婦、母はやって当然でほめてもらえないので、時々さぼりたくなるのです。拝見して気を引き締めなきゃと思ったこともあるし、これで良かったと思うこともあります。
また、遊びにきます。
Posted by kyochan at 2006年11月30日 19:44

おひさしぶりです。
もみのこの保育園で朝と昨日の夕食を書く紙があるのですが、
ほとんどの家庭が牛乳&パンです。
はずかしながら、もみのきが高校の頃、
精神的に朝食が食べられなくなり、
3年間で10キロほど痩せてしまったのですが、
30過ぎて体のことを考えると
「どーして無理矢理でも食べておかなかったんだろう」
って後悔してます。
最近ブラジルのトップモデルが拒食症で無くなったそうです。
「食べない=痩せる」って横着な事は思わない事ですね!
Posted by もみのき at 2006年11月30日 21:19

マキさん。

らっしゃい(^^)

いやぁ~
嬉しいやら困るやら(~_~;)



一角さん。

はじめまして。
糖質も一日100グラムは必要と言われてますが・・・

味噌汁は大賛成です(^_^)


勘太郎さん。

おいらは人間に偏りは付き物だと思ってます。
食事もしかり

ですが朝食だけは別ですね。



kyochanさん。

はじめまして。

確かにおかみさんの仕事は大変ですよね。
気分を色々変えながら頑張って下さい。

料理も楽しみながら作るとよいですね(^_^)



もみのきさん。

お久しぶりです。

若い時ってのは精神的な物が優先します。
そいつに生活を左右される事が多い。

ですが、見方を変えれば、
「良い食習慣を続ければ、精神も安定するんじゃないか」
そんなふうに考えてます。
Posted by 魚山人

悪い朝食良い朝ごはん〔二〕

生活が夜型にシフトしたのが根本的な問題です。
『朝は軽めに、夕食は豪華に』
こうなってしまってますね。

色々考えたんですが、結局ここに来ちゃうんですよ。
朝型にしなきゃ食習慣の弊害も変えるのは難しい。

夕食を満腹になるまで食べ、
食べたらすぐお風呂
ついでに寝る前に夜食
そして朝寝坊。

これでは良い朝食を作っても食べれません。
じゃ晩ごはんを見直さなきゃ良い朝食って意味が無いのか。
そうじゃありません。
栄養のある朝食を摂るのが先です。

人間をF1マシンだと考えて下さい。
燃料<エネルギー>を入れるのは走る時だけ
車庫では燃料を入れません。
ヒトも寝てる間はエネルギーを殆ど消費しないんです。
つまり寝る前に燃料を入れるのは間違い。
ところが朝めしってのは、レースの出走前、
燃料を入れなきゃ走らない。
一日分の大切な栄養を入れなきゃガス欠です。
夕食時のドカ食いに繋がるって事。
寝ている間にそのメシから摂ったエネルギーは、何処に?
吸収、蓄積され脂肪ですわ。
胃などの内臓は休ませてもらえず、懸命に消化しようとしますが
、過剰労働。朝起きたら、胃もたれや食欲不振って寸法です

エネルギーは起きて活動してる時に消費されるんです。

だから朝ごはんはしっかりした物を食べる必要があるんですよ。
沢山食べても脂肪になる事なく、殆どが消費されます。
(kcalってくらいだから動いた分とつり合う必要あり)
夜の食事を減らす為でもあるんですね。

カロリーは消費出来なかった分が脂肪としてストックされますが、身体に必要な栄養素ってのは「期限」があります。
そして使われない分はさっさと排泄されて無くなるんですよ。
毎日摂らなきゃ駄目って事です。

コーヒーとパン。
これがどうして日本の朝食として定着してるのか不思議です。
必須アミノ酸・必須ミネラル・ビタミン
こういった身体に必要な栄養など皆無。
あまりにひどいってんで、本家フランスではピッチャーにミルクをたっぷり入れて添える様になりました。カフェ・オ・レですね。
ついでに言えば、加工の度が過ぎて栄養全滅状態の伝統的フレンチも、栄養面から反省されて見直されました。

数字的な事を言いますと、理想とされる朝食のカロリーは、1日のエネルギー所要量の約1/3。
所要量平均が2000前後ですから600~800kcal。
ですがこれはただの数字です。
問題の本質はカロリーではなく、栄養素。
ここを混同しちゃ分からなくなります。
朝食のカロリーは、例えば女性ならば600でよいでしょう。
たいして気にする必要はありません。
気にしなきゃいけないのは、栄養素を摂ってるかって事。

ここまで読んで下さった方は、次の言葉が逆説には聞こえないでしょう。

        『栄養不足が肥満の原因です』

いくら美容体操しダイエットにチャレンジしても、朝食から栄養を摂らない日常を続ければ、効果など出る訳が無く、そこが改善しない限り、一時的に痩せたとしても、後々必ず意外な方向から強烈なリバウンドが起きます。体内のどこかに隠れた異常は、いつか表面に出る日を待ってるんですな。爪を研ぎながら。

良い朝食をとらなきゃいけない理由を書いてきました。
良い朝食とは、

美味い味噌汁の事です。

日本が世界トップクラスの長寿国って事はご存知でしょう。
しかしこいつはおじいちゃん、おばあちゃん達が長生きしてるから出てくる数字であって、おいら達世代もそうなるかは分かりません。
お年寄り達はね、本当の和食を食べて育ったからですよ。
和食がバランスのとれた健康食であるってのは、ほぼ証明されてます。
海産物と野菜が彩り良く配置されたお膳は、完璧に近いバランスを提供してくれます。
その食卓に向かう気になるかどうかは、味噌汁が美味そうかどうかで左右されます。あの香りで食事へ誘導するんですな。

また美味さが栄養にイコールするのが味噌汁の特徴。
そのような美味い味噌汁を作るにはコツがあります。

悪い朝食良い朝ごはん〔三〕

高カリウム、低ナトリウムの重要性

普通の食生活してるだけで、
塩と化学調味料で【ナトリウム過剰】になっているのが、現代人です。

そこで高血圧気味の方はお医者に行くわけですがね、
医者は「塩分を控えなさい」と言って、過剰なナトリウムを排泄させる為に、『利尿剤』を処方します。

そうして利尿剤を利用しますと、
ナトリウムと一緒にカリウムまで排泄しちまう。
だから次は、カリウム配合剤を処方する。

なんかおかしくありませんかね?

ナトリウムが過剰になるのは、カリウムが不足してるからです。

問題は食事の仕方でしょう。
ナトリウム食品を食べたら、バランスをとってカリウム食品を食べ、体内で両者の均衡が崩れない様にする。
これが事の本質ですわ。
だから、「塩分を控えなさい」じゃなくて
「カリウム食品をもっと食べなさい」が正解です。

カリウム不足が様々な悪影響を身体に与えるのが解ってきたのは、つい最近の話なんでしょうがないってのは通用しません。
病気になりたくなければ、自分で気をつける、
これが大切だと思います。

とにかく外に出れば、
どんな食事しようが糖分と塩分は過剰になります。
ですから朝食で、たっぷりとカリウムを摂る必要があるんですね。

ミネラル源としては貝のお汁が最高なんですが、
毎日というわけにもいきません。
ところが、簡単、手間なしで、まるで自然界のミネラルバランス食品のような食べ物があります。
レーズンやプルーンですわ。
これらのドライ・フルーツは、あらゆるミネラル、特にナトリウムとカリウムを、抜群の比率で含有しています。

天が与えた高カリウム、低ナトリウム食品。
それがドライ・フルーツなんですよ。

食卓から欠かさないのが理想ですね。

ただし酸味の強い柑橘類やイチゴなどのフルーツと一緒に食べてはいけません。
強いアルカリ食品の果物は、体内でミネラルと遭遇すると良い反応をおこしません。「食べ合わせ」が最悪なんですね。

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