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繊維不足、豆不足

繊維の摂取量の低下と比例して、現代病は増加しています。


繊維の不足は便通の悪化を招き、大腸内に有毒菌を養う結果となります。便は腐敗し宿便となり、全身に毒素がまわっていきます。


大腸内の健康維持に有効な働きをするのはビヒダス菌ですから、ヨーグルトは欠かす事のできない食品といえるでしょう。

我々の主食は穀物ですが、米にしろ麦にしろ、ご存知の様に加工の度が過ぎて、栄養的側面から、「抜け殻」を食べていると考えられるんじゃないでしょうか。

穀物の繊維は期待できないという訳ですが、穀物の次に繊維の豊富な「豆」はどうでしょうか。

豆には大豆(黄大豆・色大豆)、いんげん豆、小豆、えんどう、ひよこ豆、緑豆、ささげ、そら豆、ひら豆、等の豊富な種類があり、各自品種もたくさんあります。


昔の人はよく食べていましたが、最近は生産量も落ち、消費が落ち込んでいる事から、これも食べられていない様子が分かります。

三番目が根野菜なんですけど、こいつもまた言わずもがなってやつですな。

つまり、繊維質の食品ベストスリーは、「やぼったい食べ物」ベストスリーになっちまってカッコ悪いって寸法。


本当に不思議な国ですわ、先人の文化を、ここまでないがしろにするのも珍しいですね。鰹節削り器の消滅(ほとんど)が、それを象徴しています。

豆料理は世界中にあり、スープで食べるケースが多い様です。
日本は見た目にこだわりがあり、丁寧に水で長時間かけて戻す調理が主です。例えば煮豆ですね。破れたりシワになったら駄目ってこと。


スープの場合湯を使い短時間で戻しますから、この調理の違いも、日本人が豆を食べなくなった一因かも知れません。

外国からの逆輸入でもかまいませんから、豆をもっと食べる様になって欲しいですねぇ。

乾燥豆を戻す基本は2・5倍の水で戻すことです。


水で一晩かけて戻すにも、お湯をかけるにも、鍋にかけて沸かすにも、水の量は2・5倍です。


水漬けだと20時間から8時間、湯かけだと2~3時間、鍋で沸騰させれば火を止めて1時間ほどで戻ります。


2・5倍の水を豆がみんな吸込んだら、戻ったということになります。

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