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中国製食品の中毒問題

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中国製食品

有機リン剤ですか。終わりましたな、これは。
《未必の故意による殺人罪》と言えるでしょうね。

メタミドホスは中国でたびたび危険性が問題になった農業殺虫剤。
神経ガス同様の症状を引き起こす毒性のある化合物。
中国でも2004年6月に製剤販売を禁止してますが、実質上の使用停止は2008年1月9日。つまりつい最近。

関係各方面はまるで「なだれ」の様に一斉に連鎖反応的「遺憾」対応。
実に素早い反応に驚きますな。

感情的な下地も充分ですし、ここまでくればもう駄目でしょう。
終わりですな、中国製食品は。
事実関係が明らかになる以前に、風評だけで消え去るでしょう。

いいかげん極まる中国食品に対する憤りも当然ありますけども、
それよりも強く感じるモンがあります。
まだうまく言えませんけどね、とても奇妙なモンです。

一斉に大手小売店などが中国製品を撤去してますが、
はたしてどこまでが「中国製」でどこからが「国産」なんでしょかね。
中国の中の字も書かれてない品がどれだけあるのやら。
零細企業は大手から転化され、コストに泣くはめになりませんかな。

なぜかこの文は歯切れがよくありませんので、消そうかと思いましたが、二つ前の記事にこんな事を書いていたんですよ。

>争奪戦の時代に突入している訳ですが、ひとつだけ言っておきたいんですよ。食糧戦争だなんだと刺激の強い語句がマスコミを飾り、危機を煽り立てる様な騒ぎが始まったとしても、【冷静を保って下さい】
感情的なパニック心理に流される愚は避けるべきでしょう。

おりしも今年はオリンピック。
人様の生命を軽んじる浅薄な人間は、食品製造会社に存在するのか。
それとも。
早く事実関係を究明していただきたい。
物事を信ずることのできない時代は嫌なもんです。

>物事を信ずることのできない時代は嫌なもんです

今さらパッケージ見たって何も信用できませんからね。半分あきらめかけてます。いったい自分はどこで作られた何を食ってるのか?もう何も信じられません。
この先「中国産」と書かれた商品は消えるかもしれませんが、「国産」と書かれた中国製の商品が増えるはず…(苦笑
ただ私が思うのは…
「何が入ってるかわからない」商品でも、「死なない程度」にしておいてもらいたいです…(遠い目

Posted by 大佐 at 2008年02月03日 20:41

遠い目になる気持ちは分かりますが(笑

例えばの話、中国の商品だけで成り立っている店もあるんですよ。
何処とは書きませんが、値段を考えれば容易に想像ができます。
そんなところは撤去のしようが無いし、もう開き直る以外方法はありませんね。もともと中国の製品だってすべて明示してるわけでもないし。原産国表示は曖昧そのものですからね。法律的には。

大佐さんの、「遠い・・・」を見て思ったって訳じゃありませんが、
以前、ブログに「数十年前の日本の姿を今追ってる国が中国だ」みたいな意味の事を書いたのを思い出しました。水俣病、イタイイタイ病なんてのは知ってらっしゃるか分かりませんけども、悲惨なんてもんじゃありませんでしたよ。
苦しみまくったあげく亡くなった人がどれだけいたか。
これは公害だけど、本質的な意味は同じです。食べ物に有機毒です。
国家や企業がいったい何人の国民を地獄の底に落としたかって話。

この記事もそうなんですが、おいらはこの種の話を書くときは妙な気分になってしまうんですよ。そんな曖昧さが「中国擁護派」みたいに読む人によっては感じられるかもしれませんしね。そんな事はなく、言うまでも無くおいらはガチガチの芯からの「和食板前」ですわ。和食が好きでなきゃ板前なってないもの(笑)

なんで曖昧な書き方になるか一言でいいましょう。

「街に溢れるほど輸入してるのは、日本の会社でしょ」ですよ。
買わなきゃ(輸入しなきゃ)すむ話でしょ最初から。

外国製品ばかり買って、国産品を締め出してきたのは、何処のどいつだって、そういう気分になるんです。自分達の国土と国民を大事にしない風潮が根底にあるんですよ。だから本来の和食も消えて行く流れに乗ってるんです。
何が【和食ブーム】だってんだ。

分かってもらえるかどうか、おいらはそんな気分になるんです。

Posted by 魚山人 at 2008年02月04日 00:22

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