板前まぐろ酒
「板前まぐろ酒」 って
なんてテキトーなタイトルなんでしょうか(~_~;ゞ
ま、今年もあと僅か。こまけぇこたぁご勘弁。
本年は多量に売る「おせち」のアレもナニしたし。
一段落です(^_^
今回はうちのまる子も久々に里帰りするそうで・・
正月の楽しみが増えました。
皆さんも御家族が戻るのを楽しみしてらっしゃることでしょう。
(↑ちょいと気が早いですかね ;)
おせちを大量販売するイイワケではないんですがね、
ちょいと気になるので少し思うところを。
金は本来「尊い」モノ
金を稼ぐことから目を背けることは不可能です。
「当たり前のこと」であって、そうしなきゃ生きていけません。
金を儲けることも否定しません。
「儲け」とは不労所得のことですが、それでも否定はしません。
否定するのはね、
「儲けに傾いて他はどうでもいい」という状態です。
「他はどうでもいい」
その「他」って奴が、自分の本業ならどうなるか。
ま、バブル以降から現在に至る日本のアレコレですわな。
何が「大切なこと」なのか、とっくの昔に忘却の彼方。
「せんべい屋」が本業そっちのけでソロバン勘定に熱中
気がつけば「まともな煎餅を焼けなくなっていた」
そんで、国は上から下まで「たかり屋」だらけ。
上は増税、下は他人の財産を狙うキ印。
寄生虫のパラサイト国家ですかってね。
マトモな人は逃げ出すしかないですなこれじゃ。
先行きが思いやられるこってす。
稼いでね、財産を築くのを目標にするのは悪いこっちゃない。
ごく普通のことで、人として正常な感覚。
それを色々迷ったりする必要はない。
「偽善」なんぞ、朝日やアホマスコミにやらしてりゃいいんですよ。
問題は、「財産」って奴の意味を理解してないことじゃないかな。
ある日突然思わぬ「※※」に遭い、全てを失った。
築いた地位も、金も、家族も、何もかも消えた。
「財産」は財布の硬貨だけで、札は1枚もない。
ホームレス同然になり途方にくれる。
その状況からね、
たったの1週間で数千万から1億の金を集められる。
それが本当の【財産】なんですよ。
それを出来る「生き方」こそを築くべきであって、金の亡者になってるのは違う。生き方ってのは、ようは「信頼性」のことです。
仕事に対する高い評価を得ていて、しかも他人を裏切らない実直さ。それを長年かけて周知させていれば、金なんぞ向こうから来るんです。無一文のスッカラカンでも来るんです。
もう書くまいと思いつつ、またも説教くせぇ事を言ってしまいました。
どうか、かんべんしてくだせぇ(笑)
づけマグロ
うるせぇことを書いた「おわび」ちゃナンですけども、
これをどうぞ、召し上がっておくんなさい。
マグロの刺身です。
「づけ」にしてありますんで、醤油がしみてます。
この醤油加減が微妙なとこでしてね。
上のはおいらの好みにピタリ合う程度に浸透させてます。
外側が変色してんのは湯に通してるからです(湯霜)
醤油が浸透し過ぎないようにって意味もあるんですよ。
年配の鮨好きはローストビーフくらいがいいようです。
やっぱり完全に芯まで醤油まわしちゃ、「赤」が消えちゃうし。
このくらいですかねぇ。
いっつも暮れになりゃ、マグロばかり。
(まだなってないっての! 10月だし。せっかち過ぎ 笑)
いいかげんにしろって感じですけどね。
いいじゃないすか。
ここで「新しものを追う」気持ちはありません。
「高価なおせち」を差し上げずに、まぐろの赤身を勧める。
それはケチだからってわけじゃないんです(←微妙 笑)
時代遅れで結構。鮪の赤身が一番好き。それだけのこって。
さて、地酒でも利いてみながら、”づけ”をつまむとします。
日本酒で赤身の刺身。
これを堪能しうる日本人であることを感謝します。
来年も、そしてその次も、それが続くことを願いながら
お疲れ様です。魚山人様。そして御馳走様です。
実は最近友人の女性が結婚致しまして、式には行けませんでしたが(泣)、二次会には駆けつけれました。
やはり人様の幸せそうな顔を見ると、私まで幸せを頂いて至極感謝です。
もう魚山人様のヅケ鮪、食べさせてあげたい位。笑
以前からの記事からテーマがありますよね。
「大切な事」
「守るべきもの」
絆にて、
「隣の者を愛するという事」
今回の記事でそれが強く感じられました。
ありがとうございます。
Posted by 鰻乃慎 at 2012年10月28日 17:31
若い人の結婚はいいもんです(^_^
仕事も暮らしもね、五年だけ踏ん張ってください。
そんな言葉を贈りたい。
喜怒哀楽の日々、時には波風も立つ。
しかしそれを5年耐えぬくことで「体力」が出来ます。
加えて。
日々を流れに任せる・流されるのではなく、
その瞬間瞬間気持ちを引き締めて「良くありたい」と常に前を向く。
それを続けた結果として人間は「信用」を得ることができます。
十年単位の歳月が過ぎた時、それは「財産」と化しているでしょう。
Posted by 魚山人 at 2012年10月28日 19:24
お疲れ様です。
うちのじいちゃんが死んだ日に、その亡骸に、幼馴染のじいちゃんばあちゃんが泣きながら別れを惜しんでいた姿を見て親父が俺に「こういう生き方ができる人間になれ」と言いましたが、俺は、当時オヤジの生き方を認めることができておらず、偉そうに説教垂れるな。親父が言う、そういう生き方のせいで、俺は医者になる夢も叶わず、普通の大学にしか行けねえじゃねーか、このやろうと反発したものでした。
当たり前過ぎて、そのありがたみをわからない、薄らボケとは僕のことでしょうか(笑)
なんでいきなりこんな話をするかってと、先日の、中・韓を差別する石原さんの話ではありませんが、俺自身も何かと何様のつもりでもあるまいし、そう思っていた面がありました。しかし、何ヶ月が海外に住む機会があって、ああ、どこの国でも隣国とはトラブルになるし、その分を加味して、当事者的思考にならないようにしなきゃいけないな、と思ったものでした。
やられる側の、言われる側の身になる事。
人の苦労も知らずして、好き勝手なことばかりほざくな。でしょうか。
どんなときにも、私生活でも、経営でも
無くしちゃいけないもの、なのでしょうね。
いや、常にそれを忘れずに持ち続けることこそが
本当の意味での人生の修行なのかもしれませんね。
10年ひと昔、とは言いますが、そういえばうちの店もちょうど10年経ちまして
少しは基盤というものが築けたのかもな、とホッとしたような、嬉しいような気がしています。
これもまた、「財産」でしょうか。
別に記念日でもありませんが、今、うちの女将がレジ締めをして俺んとこに売上持ってきたら
開業以来の最高を更新していました。何とも嬉しい限りです。
それはそうと、ウチのかみさんが今度の3月に二人目の子供を産む予定です。
今度は男の子だそうでとても楽しみ。娘もお姉ちゃんになると張り切っています。
末期ガンのオヤジは2年生存率が3%なのにも関わらず未だにしぶとく生きていて
主治医の先生からももうしばらくは大丈夫だろうとお墨付きをいただいてますので、
息子の顔も見せてあげれるかもしれません。
そういう小さな幸せを、当たり前に次の世代に残していけるように、
だからこそ、やらなきゃならないモノをしっかり見極めていきたいと思っています。
Posted by ゆうじ at 2012年10月28日 23:19
そうかい、男の子かい。
そりゃ良かった(~_~ ←デレデレ (笑)
これからは違った意味で仕事に張りが出来るでしょう。
おめでとう。
他人に惜しまれる人間になる。
それはきっと、職種も性別も年齢も、
もちろん生まれや人種国籍も「関係なし」なのだと思います
そんなもんを超越して、
相手の気持ちや立場にれる想像力と実行力を持てる。
そういうことじゃないかな。
Posted by 魚山人 at 2012年10月29日 00:24
「板前まぐろ酒」
なんてテキトーなタイトルなんで
しょうか(^_^;ゞ←このツラ。
いい加減イイ歳こいて…
俺とマル姫の顔文字に謝れ!
お疲れ様です。
先日 親方がカナダ産の150㎏ホンマの腹上1番を仕入れてね(飛行機に乗って来た生)
生鮪仕入れた時ゎ必ず1サク赤身をくれるんだ。
「お願いだから3キレだけヅケといて」と美人の女房に醤油の塩梅とヅケる時間を言い 「しだいずみ」でヤッたばかし(笑)
やっぱし赤身だね!
ちなみ赤身ゎ子鯔達が秒刹しますんで…
ほぼ無一文から一週間で一億か…俺 無駄に長く勤めてんだな…反省。
でも「銭や金」にならなくても俺 ぉ客様に可愛がってもらってっから 財産だ!こちとら「おせち」なんぞ作る暇ネェし(笑)←ヤッカミ。
ヅケ。
最初の写真ゎ美味そうだ。
が
湯霜したヅケゎ俺イラネー。
舌ざわりが納得イカネーから。
「しっとり」「ぬったり」の邪魔!
マルチャン帰国すんだ…今年ゎ。何故に帰ってくんだ?
(笑)
爺
俺な
久々に数年ぶりに訳ありで馬券買ったよ。天皇賞。
馬連
3連複
3連単
当たり。
なんか微妙…
働いた銭ぢゃネェからな。
ツマンネー。
「信用」
これがあって初めて納得出来る。
まだまだ頑張らなきゃだ!
俺…
さ
風呂入るね。
あ゛
その前に 腹筋締めて 胸を開いて タバコくわえて子鯔達の寝姿を見てみる。
俺ゎ「お父さんです」と
誰かが言っている。
しっかしダメオヤヂだな俺。
は?
ルッセーゎ!
仕方ネェダロ!
鯔次郎なんだから
Posted by 鯔次郎 at 2012年10月29日 01:45
「里帰りする」なんて
言ってないしっっっヽ▼; `(エ)´▼屮 waン
父ちゃん夫妻と父上と母上を招待する予定じゃけん
ワシんトコに来てくだされ゜゜゜ヽ(o´д`o)ノ゜.。 。 。
(サシミ持ってきてネ……. *・(エ)・*。。地酒モ。。。)
そん前にワシ,,,,,ひと仕事してくるけん。。
破壊工作の任務で北京に行ってくる
んで、、、、人民大会堂を爆破してからに、、、※※を暗殺。。。。
にゃはははははははははははははははははははは
(注;この物語はフィクションです。朝日出版編集局より。。)
脳ぐされ官僚が支配するパラサイト国家
そんな国でも 曲がらない人 がけっこういるのかも
そんな人が密かに魚山人ブログを読みに来てるかも
そんなふうに考えたら少しだけ気持ちが弾みます。。
日本には日本だけにしかない良い部分があると思ってる
ドロドロから抜けだして 良さ を取り戻して欲しい
そのヒントを父ちゃんはいつも真面目に書いてくれてると思う
そこに気づく人も必ずいると 思う
帰ってみようかな♪ ・・・・祖国ダシ
Posted by マル子 at 2012年10月29日 02:18
鯔ちゃん。
なぁ~にが、3連単だよ。このボンクラ。
40ヅラぶらさげてギャンブルなんぞやってんじゃねえ。
寝ずに働けってんだ(←非人道的発言 笑)
匿名より(←全然匿名になってねぇし 笑)
マルちゃん。
後半はともかくとして、前半部分。
そういう事を書いちゃいかん(~_~;
まったくも~
お爺さんだって会いたがっている。
たまには帰って来なさい(^_^
Posted by 魚山人 at 2012年10月29日 05:44
魚山人様
無一文のスッカラカンでも、
来るはずだったお金。
今日の朝刊。
「震災復興予算 原発輸出調査にも流用」
東日本大震災の復興予算のうち5億円を、
経産省がベトナムの原発輸出に関する
調査事業費として支出していた。
被災者の心情を逆なでするとの
指摘については、
「真摯に受け止める」 ですって。
最早終わってますね。
政治家が変わろうが、政権が変わろうが、
この感覚の人間が残ってては同じです。
果たしてこの人達は変われるのだろうか。
鮪と酒で気分良かったはずなんですけど・・・
Posted by 野菜人 at 2012年10月29日 19:48
こんばんは。
お疲れ様です。
うわっ 美味しそう♪
お言葉に甘えて、いただきまーす。
バブル世代です。
『目で食べる』 なんて言葉を知りました。
話 だけで。。。
ほんに、作って出してくださる方の お気持ち を解れる客でありたいと思いつつ、何処までの話しなんだか。
旦那が一番最初に教えてくれたことが、『客には客の礼儀がある』 でした。
未だに 理解できていません(笑
もう、おせちの準備なのですか?
毎日 勉強させていただいております。
目標は 無給の押しかけアルバイト です、が。
いつになることやら(照笑
お酒、おつぎしても いいですか?
Posted by 月下 at 2012年10月29日 21:22
野菜人さん。
彼らが自律的に変化することは無いでしょうね。
変わるとすれば、それは国民の意識が変化した場合のみ。
国のカタチをつくっているのは結局、大衆個々人の精神なのですから。
月下さん。
いや、気持ちはありがたいのですが・・・
おいらの流儀は「手酌」ですんで、「酌」は遠慮させてもらいやす。
(↑ 変なカッコつけ親父と言うか、偏屈 笑)
すんません(^_^;)くだらねぇ冗談を書いて気を使わせちまったようです。
Posted by 魚山人 at 2012年10月29日 21:59
魚山人さんこんにちは。包丁のコメントは個人宛てのメールのつもりでしたので、削除希望いたします。もし無理であれば、こちらに追記させて下さい。
おせちの大量販売の件ですが、昨年は震災があり、義理がある方へ少数のみに。
誤解を恐れずに言えば、国民的な喪はあけた。
商売上おせちの売上は重要。
職人的にも気合いが入る。
本来、諸手をあげて喜びたいところ。
しかし、まだ原発他、被害に合われている方がおられる。
なので、安易にお目出度い料理の写真を部分的やピンぼけにしたとしても、心苦しく載せられない。
が、節的、心情的な区切りを画像で表現したい。
で、マグロのヅケ。江戸前の代名詞のようなもの。
つまり、魚山人さん本人。
しかも全てをさらけ出すようなドアップ。
合わせて呑む地酒の白黒写真が献盃に見えてくるのは自分だけでしょうか?
と、勝手な妄想をしてすみませんでした。
Posted by スズメ貝 at 2012年11月04日 13:48
スズメ貝さん。
まだまだ大変なことが山積でしょう。
ジリジリと日々を積んで行きましょう(^_^
コメをありがとうございます。
Posted by 魚山人 at 2012年11月05日 00:24