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「手の使い方」が人を成長させる

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右の物を左に動かす

2010年も残り僅か。
今年もあっという間でした。

短いながらも様々な事が起こり、それは概ねこの国の脆弱性を顕わにする事象ばかり。現実の世界から乖離してしまった感がある現代日本人といえど、さすがに垂れ込める暗雲に否応無く気付いた人が多かった事でありましょう。

難しく感じる方の為に簡単に書き直しますと、アタマはゲーム空間や低俗テレビ番組に直結したバーチャル脳ミソ。しかしその脳ミソから否応無く目が覚める時期が来たという事。

国際社会は競争の原理で動いており、それは戦争を続けているのに等しい。だから「戦う意志の無い者」は脱落して敗者になるしかない。そのような国際社会の一員である以上、その戦いの原理は国単位でも適応される。日本国内でも当然ながら「戦い=努力」を続けなきゃ生き残れないシステムが本来の姿。

だが、何故かこの国の親たちは子の世代に「戦い方」を伝えない。
「現実離れしたホンワリ」ばかりを子に与え続けてきた。

馬鹿なテレビを筆頭に、マスコミの在り方も拍車をかける。

若者は絶対に甘やかすべきではないが、それが分からぬ。
現実の戦争を見ずして「平和主義」など実現しない。

「平和国家」とは若者を甘やかす国ではない。
そこを誤解したままで日本は流されてきました。

「育て方」を間違えると、どうなるか。

「アジアはダサイ。貧乏臭いし」
「ついでに日本もダサイ」
「やっぱアメリカやヨーロッパでしょう」

「カッタリィ仕事なんてしてらんない」
「楽して儲ける方法はないか。なけりゃ親の年金でもいいや」
「とにかく勤めるのはメンドクセェし」

甘えて育つと人間の根っこが腐っていくという典型ですな。

このような国民を増殖させる結果になりますし、なっております。

ここまでになると、既に自己のアイデンティティーは崩壊してると言っていい。
もはや自分がどこの誰かも分かるまい。

バーチャル空間に自分の存在はあり、「現実」との接点が薄れていくのみ。そんなモンが世の中とまともに対峙できるわけがない。

そして、それでいつまでも暮らしが立つほど甘いものではない。

今の日本国は何かを外国に売らねば成立しません。
比率からすれば少数派の「輸出企業群」が、国民全員の「メシ」を賄っている構造になっています。では輸出企業ではない大多数は何をしているのかというと、非効率極まるシステムつまり「ぬるま湯」の中で分け前を要求するだけ。これは「タカリの構造」かも知れない。

まあ、「いびつ」な構造ですな。
今問題になっている「少子高齢化」は実は半世紀前から延々と続いておるわけです。「少子」を「輸出企業」に置き換えればね。

しかし先に書いた様に日本人は異様に子に甘い。
「若者に甘い」と言うべきなのか。

ともかくその親に育てられた者は誰も戦い方を知らぬし、戦いなどダサイという人間ばかり。その結果「戦士」である商社マンなどは減少し、「ぬるま湯組」の発言力が強まり、テレビの番組は早くからそういった人種で埋め尽くされている。

マスコミは肥大した縦割り行政の面々と同じく「タカリの親玉」と言ってよい存在と化し、そんな組織に厳しい現実を説く資格は無いし、説けもしない。

極論すれば「真面目に働いていない奴ほどカッコイイ」
そういう国家になってしまい、それが数十年続いておったのです。

ところが今年は為替市場に単独介入するほどの円高に。
ダサイはずのアジア。その代表格中国は日本を抜き世界二位の経済大国に。
就職活動の若者は仕事が見つからぬ事実に愕然。
30代40代、いや20代ですら職の安定に不安感を持つ。

これらの事象の背景は全部「ひとつながり」になっているんですが、それは多分ぬるま湯環境で育ってきた者には見えんでしょう。

「ヒモばかりになった街。その街から女が消えたらどうなるか」
そういう事なんですよ。

なぜヒモばかりになったのか。
なぜ女は逃げ出すのか。

それを考えればこの国の問題点はすべてクリアに見えます。

分からぬながらも「何か厳しい空気」を感じ、マスコミがリードして作ってきた「ふわふわの雰囲気」が、実は大ウソだった事を薄々感じる者が増えた1年でしょう。

さらにはこのタイミングで中国は軍事的圧力をかけてくる。
あの国は日本の国内事情を徹底的に研究しているんでしょうな。日本の弱い部分を知り尽くしており、折を見て北京の権力闘争にも日本を駒としてうまく利用してくる狡猾さがあります。

自国内の「反日」を煽っておきなながら、日本国内での「反中ムード」は許せないという傲岸不遜な威張りくさった態度の中国政府。

こんな理不尽さにすら対応する術がないほど日本は弱いのか。

とんでもない話ですな、対応する方法は幾らでもあるし、ギャフンと言わせる手段も多いんですよ。

だが悲しいかな日本国民はぬるま湯の中で目が見えなくなり、議会制民主主義でありながら、まず政治家を選べない。選ぶ方法も知らぬし、選ぶ基準もアヤフヤか皆無。

さらにマスコミにいい様に踊らされてるいる事実が分からない。
したがって「何者か分からないボンクラ」が国会義堂を独占する結果になる。

今の政権の迷走ぶりを笑える資格が国民にあるのか。
そういう事でしょうな。

民主党政権の不様な体たらくと下らぬ文句をつけるしか能がない自民党。
あれが我々日本国民の姿なのですよ。

しかしね、「もう笑って見ている余裕は無い」
それに気付いた国民がこの1年で増えたのではないか。

現実を直視するしかない。
まずはそこから始ると分かってきたんじゃないかな。

まぁ大部分は食いつぶす「スネ」がまだ残っており、そいつをガリガリ齧りながら現実から逃れているんでしょうがね。だが、いつかスネはただの白骨となり、収入は完全に途絶える。つまり最後は誰も甘やかしてくれる人間はいなくなるんですよ。

いざ荒波に立ち向かおうと一念発起。
だがどうすればいいのか。

今まではめんどくさい現実と向き合わなくてもなんとなく生活してこれた。繭に包まれていたからです。

そんな人種を雇う企業は躊躇するでしょう。
「どうせ使いものにはならん」
「なったとしても簡単にやめていく」

今は中途採用でも新卒でもこの手の危惧は変らない。

「ホンネを言えば真面目なアジア人を使いたい」
「日本人はもう駄目だ。とくに男子は使えない」

これはある企業の人事担当者から直接聞いた話です。

さすがにおいらは問いかけてみました。
「なぜです?」

そしたらね、

「頭は悪くないがその使い方を知らないし、体は動かない」
「積極性がアジア人の若者に比してゼロに等しい」
「男は特にその傾向が強い。草食系ってわけなんだろうね」

う~んと唸ったおいらは自分の店やら、業界の厨房に立つ若者達を思い浮かべてしまいました。思い当たるフシがあったからです。

※「とくに男子が」というのは即座に理解できます。
上に書いている「甘やかし大国日本」ではね、女子を甘やかす傾向がある父親の権限が弱く、息子に甘い母の力が強いからでしょう。つまり男子の方がより甘やかされている結果そうなるのでしょう。

一番大切なことが欠落してる気がしていたんですよ。
それはね、【手を動かす】ということです。

おいら達が若い衆だった頃は勤務時間であろうがなかろうが、「ボーっと突ったっている」事は絶対にありえない事でした。

必ず手を動かしている。それが当たり前なんですよ。
仕事中、手を動かしていない「間」には耐えられない。

ところが今の子はそれが平気らしいのです。
どうも指示されなきゃ動けない様だ。

仕事は上司に指示されて動けばいいというものではない。

仕事というのはね、キリが無いほどいっぱいある。
それはボケーってしてれば見つからない。気がつかない。

『自分で見つける・自分で気付く・自分でそれをやる』
それができなきゃ、成長などしません。

まな板の前に何億円もするロボットがいたとしましょう。
そのロボットは寿司を握るようにインプットされている。
人間の10倍のスピードで握る性能を持っている。

けどね、店の営業は寿司を握ってる時間など僅かなもの。

ネタを仕込み、カウンター内にネタを配置し、シャリの準備をする。いざ客の前で握り始めた時に「あれが無い、アレはどこ行った」などとうろたえないようにしておく為の準備は数え切れない程ある。

細かい事で気付き難いが、それが積み重なって売上を左右するんです。

ただ握るだけのガラクタなど、おいらなら次の日にお払い箱にします。
ロボットなど必要ではない。

いるのは「人間」なのです。

ピークを迎えた時に商品がスムーズに出る様に準備ができる『想像力を持って動ける者』が必要なんですよ。

「どんな準備をすればいいのか分からない」
「言われた仕事はやったし、他にする事が見つからない」

それならね、
まず目の前にある「何か」を右から左に移動させればいいんです。

左にやったら今度は右に。

手を動かしていれば見えてくるんです。色々なものが。

この先何が起きるのかを考えるきっかけになる。
うすらぼけ~っとしていては、何も始らないんですよ。

それは会社の為の行動でもあるが、それよりも自分自身の財産になるという事を知ってなきゃいけません。 仕事ができる人間というのはそういうことなんです。

東大を出たという「ハク」よりも、先を読んで手を動かせる人物の方が使えるに決まっている。僅かな期間で会社に役立つ企画立案をするでしょうからね。

どんな不景気な世になろうと、そのような人材は喉から手が出るほど欲しい。それが企業というものなんです。独立するにしたってそのセンスがなければ先々安定した収入を得る事はできません。

職場には眼のある人間が必ず一人二人はいるもんでね、役に立つ者をちゃんと見分けております。動きの良い者を見落としたりはしません。

職場に限らず見ている人は必ずどこかにいるんです。

そういう人々は「向上心をもって動ける人」を記憶に留めているんですよ。忘れる事はない。それは先々「仕事に困ることはない」という事につながっていくんです。つまり「動く事」がその人の財産になっている訳ですね。

いくら想像力が欠乏したバブル育ちの親であっても、子供を甘やかして育てる事がどういう結果を招くのか、今年起きた老いた親の年金をあてにする事例の多発とか、景気の不透明さにより日本人の若者の採用を嫌がる企業が出てきた事実を受けて少しは目が覚めたのではないでしょうかね。

それは何となく分かったが、どうやって我が子に厳しくすればよいのか分からない。そもそも躾の方法もよく分からない。

残念だがこの手の方々もかなり多い様ですな。
だからこそ「躾」と称した馬鹿な虐待事件などが起きる。

そもそも物事がよく理解できぬ三つ子にあれこれ教え込もうとするのは愚かなことなんですよ。我が子の適正すら分からぬ時期に英才教育など馬鹿げている。

子が幼少の頃は親が手本になるような生き方をすればそれでよい。
親が「まとも」になる事こそが一番の幼児教育

勉強机を持つ年齢になれば、それ以降は「よけいな手助けをしない」こと。これに尽きるでしょう。

いくら天才的に勉強ができる子であれ、自分の机や部屋を自分で片付ける事ができぬ人間はね、ろくなもんじゃねぇ。

勉強にしろスポーツにしろ何でもいいが、本物の適正を持っていればその子は自分で勝手にその道に進んでいきます。放っておいてもそうなる。その逆に適正がなければ親がいくら押し付けても無駄。

親にできる事、親の義務。
それは人間の基本を叩き込む事です。

創造を生み出す基礎。「手の使い方」ですな。
手を動かすのは脳を鍛え自分を磨く第一歩なんです。

少なくとも学校を出る年齢になっても自分の机の上さえ整理整頓できぬ子にはしない事です。何気なく「子供部屋の掃除」をしてなさる事でしょうが、それが将来どういう結果を招くのかを真剣に考えるべきでしょう。

できる事は自分でさせるのが教育なんですよ。

これからでも決して遅くはない。

まず手を出して右にあるものを左へ動かす。

とくに頭で考える必要はない。

文句を言う口を閉じ、そのかわり手を動かす。

それが元々日本人の「血」です。
だからこそ、我々は世界から抜きん出ていた。

それをそろそろ思い出す頃合でしょう。

お疲れ様です。 ここんとこ俺 爺blogを荒らすようなマネしちゃってます。ゴメンナサイ。

が とうとう待ち望んだ記事がUpされ 内心『ホッ』としました。

『魚山人節』 これに俺ゎヤラれんだよ 決して冷やかしなんかジャネェぜ マジに待ってた記事。

【何故か この国の親達ゎ子の世代に『戦い方』を教えネェ】 正確にゎ『教えらんネェ』でしょうよ。

バブルの申し子な我々世代が 『戦い方』←ツッタラそりゃ『イヂメ方式』しか知らネェんだからよ。

民主と自民の質疑応答をラジオで聞いてっけど あんなモンゎ小学生のクラス会議に担任不在ってな状況よりも劣る。

自民の連中ゎ『国民の皆様方に放映されてますから!』などと発言して息まいてんが 恥ずかしいのゎテメェらの質疑の仕方だってのに気づかネェみたいだ。

マスコミに良識があるなら あんな中継ゎ放送禁止ダロよ(笑)

イヂメゎ人目につかネェ所でやるモンだからな。 でも『イヂメ』ゎ被害者にも非がある。 よほどの先天的や肉体的な事項ゎ当然別だが 爺が俺をイヂメるように(笑)

親方が言うセリフにね 『鯔チャン世代』ってなセリフが本当に最近増えた。 当然 悪い例を指す指標なんすがね 俺も信じらんネェほど アラフォー世代ゎ病んでんな… まず表情が無い。

んでコミュニケートが嫌いみたいだし 得た情報をバッサリそのまんま 相手である我々に 自信満々なツラで言いヤガル。 爺の言う『頭(情報量)ゎあるが使い方を知らネェ』 馬鹿丸出しの自民と同じ。

やれやれ… いつまでくっだんネェことを日本国民がほったらかしにしてんだか 見物だネェ-。 中国が経済大国 ま 時間の問題ッショ。 時限爆弾がいつ炸裂するかそんなモン我々庶民が知るよしもなし。

爺記事が常に『ありがたい』と感じる要素にね 爺が将来にまで 愛情を日本に注いでるってとこなんすよ。

俺も爺もクタバッちまった将来にだ。 海外の空気を知ることが好きな爺に頼みがある。 是非 海外から見た日本人の在り方を blogに公開して欲しい。

俺なんて『井の中のカワズ』ゎむしろ幸せモンの例えと考えるに他ない。だって大海に出たところで危機管理ゎ絶対無理でしょよ

世界感を肌で感じたマンマを

これからも我々阿呆に伝えて欲しい。 糞ジジイ的ひねりゎいらネェから(笑).

Posted by 鯔次郎 at 2010年11月26日 02:25


御苦労様です魚父さん。。

いくら無理しちゃダメっても無駄。。。

もうアキラメちゅか本当にドタマが上りません

父ちゃんが言う「甘え」は ズバリ《製造より金融に走る姿勢》じゃろネ

それはニホンだけじゃなく世界的なもの

ちゅか文明の本質&人間のサガ

最近アメリカでもイジメが社会問題になっちょる

みんな同じダネ でもそんな国ばかりじゃないの

(ゴメン父ちゃんにはイラン言葉だね 釈迦に説法) 私が日本で社会人になることができないと考えた理由 どうしても《甘えの構造》に馴染めなかったからです 率直に《とても変》だと感じていたのです

マル子のブラックユーモアが通じるのは 10人のうち2人か1人

それが嫌だというわけではありませんの

ただすべてにおいて《狭い》と感じます

視野狭窄 あまりに小さな尺度でものごとを判断する人々

父ちゃんのような幅の広さがあるヒトは例外中の例外でするよ

父ちゃんってだだそれだけじゃない

「クズと分かっていても見捨てず拾わなきゃいけないこともある」

この父ちゃんの言葉がどうしてもドタマから消えません

いまのとこマル子はそこまで大きくはなれてません

もしかして父ちゃんが日本におるのはそれが理由かも、、、

そう思ったりします

ゼッタイに外国が似合うヒトだもん

 ギョサンジンさんちゅヒト もう少し年老いたら・・・・ 必ず出てくるハズ

そう見立てているけど、、、、どうかしら。。。。

ポテンシャルはある  ニホンジン それが発揮されるのはいつになるんだろう

でも待ち疲れると思いまするよ

 ソンナモン

早めにコチラに来てくれるのをワシは望んでいます

下を向いてコツコツ努力するヒトが報われるニホン社会

それを願う気持は私だって同じ

がんばって《壁》をぶち壊しなさい。。。。

そう思う

ただし、、、、、、

自分の力で 頑張って 頑張って そしてクサレ達を表からおろしなさい

そして頑張る人が表に立ってください

デモネ 父ちゃんはもう充分ダカラ もういいでしょ

待っておるけんね。。。。.

Posted by マル子 at 2010年11月26日 03:24


鯔ちゃん。 心配はいらねぇ。

筋が通って脈絡のある文章は「荒し」とは違うもんだ。

ちゃんと監視してる。 誰が読んでも意味不明の文章は絶対に公開はシネェよ。

もう世代間のなすり合いは終わる時期だ。

この記事はそういう意味なんですよ。

同じ日本人同士、ジジイが悪いだのガキが悪いだの言い合っている場合ではない。

国民全員がボケていたと知るべきだ。

毎々毎回同じ事を言うが、日本人が一番その力を出せる環境は「貧乏」です。

だからこそ贅沢病に免疫が無い。 今は全員が病気になっていると言ってよい。

日本が傾いた最大の原因は「中途半端な金持ちになったから」です。

日本人が世界最高の輝きを発するのは国全体が貧しい時です。

そういう環境下なら日本人は無敵になります。

はっきり言いましょう。 1度潰れる他なし。

下手な再生案より、そこから立ち上がる方が早い。

日本の再建を邪魔してるのは何かこの20年ではっきりしてます。

吸血生物の存在ですな。

公務員、マスコミ、金融界、そして各種ユニオンです。

これらは宿主が死ぬまで離れません。

だから1度死ぬ必要があります。

どのみち「稼ぎ頭」の輸出企業は全部海外に逃げる。

そうなれば日本は自然死するだろう。

何が悪いのか。 「素直な心」と「動く手」 この二つを失くしたからからです。

中国も同じパターンにはまっている。 遠からず似た運命が待っているだろう。

>海外の空気を知ることが好きな爺に頼みがある

すでにおいらが今まで書いてるモン自体が普通の日本人感覚ではないと思うが?(笑)

Posted by 魚山人 at 2010年11月26日 05:24


マルちゃん。

マルちゃんはとてもアクが強い。

ドギツイ言葉の連発。 読む人は好き嫌いが激しく出るだろう。

だいたいの人はついてゆけない(これはおいらにも当て嵌まるかな)

それがマルちゃんの狙いでもあるのだろうと思う。

だがおいらが読むと素直で優しい子だってのが一発で分かる。

マルちゃんほど良い子は他にはいないとさえ思いますよ。

今の日本人は確かに醜くすぎる。クズだ。

だがね、おいらは信じているんですよ。 イザとなれば必ず正気に戻るってね。

それは多分マルちゃんも心の底で思っている事だ。

外国は嫌いじゃない。 アンタの言う「メンタマのきれいな子供」が沢山いるからね。

だが日本だって沖縄や奄美、北海道の離島に行けばメンタマギラギラの子供がいっぱい残ってる。

滅んだわけじゃねぇ。

何より、いくら変貌しようと育った街だ。

そして生まれた国だ。 そう簡単にゃいかねぇ。

だが涙が出るほど嬉しい言葉です。

アンタのご両親共々、「孫の顔」を見たくてたまらないが、無理強いはしませんよ。

なにしろ普通の「おてんば」とは訳が違う。

覚悟はしてます(笑)

Posted by 魚山人 at 2010年11月26日 05:25


おととい、劇団を主宰している友人と 大道芸人の友人、歌を歌っている友人と 話をしました。 ティーンズミュージカルを主宰する彼の悩みは、今の10代の子は討論をしようとしない。

役を演じようとするくらいの人間なら、アクがあって当然だし、議論を戦わせればいいものを、すぐに丸く収めようとする。

どちらかが変に折れようとする、と。 自分に自信がないのか、甘やかされたせいか、物が溢れているからか、色々考えました。

確かにそれも理由の一つだけれど、それは 単なる事例の一つ一つに過ぎない。 多分、アツい話を聞かせてくれる大人がいないから、アツく話をすることのカッコよさや、楽しさを知らないんでしょうね。

そして、その先にどちらが正しいのでもない第3の道があると言うことも。

今度、講演会をしてくれと頼まれましたが、講演会のような一方通行ではなく 討論会にしようや。と言いました。

話すことで3つ目の道が広がる事で 自分の世界も広がるんだと信じています。.

Posted by 水匠 at 2010年11月26日 14:52


水匠さん。 『どちらが正しいのでもない第3の道』 第3の道、それはおいらが考えるに「融合」ではなく「分裂」です。

DNAは何故か混じり合い濃くなるのを嫌います。

たぶん進化の為にはならないからでしょう。

動物として持っている本能の方が正しく、 そこに戻る事が第3の道なのかも知れない。

「世代の壁」というものは確かに存在してます。それが『断絶』ですが、大人は過去を振り返る習慣が身についており、その事に気付きにくいものなのです。

若者に振り返る過去は無い。 これが意味するものは、ものごとの「見方」や「感じ方」が大人とはまったく異なるという事です。

簡単な事なんです。 我々自身が二十歳になるかならぬかの年齢だった時にね、大人をどういう視線で見ていたかをじっくり思い出してみればいい。

記憶というのは完璧からは程遠く、今現在の自分の深層心理が強く反映されておる恣意的なもので、つまりアテになりません。 だが、うっすらもやもやと本当の過去を憶えてはいるはずです。

「大人とは分かり合えない」 誰でも、ほぼ必ずそう思っていたはずなんですよ。 だが30歳くらいを境にして、その考え方や見方は変る。 変らなければいけない。もう子供ではないのだから。

つまりはこういう事です。 若者は大人の視線でものを考える事はできない。 大人は自分が若者だった頃の記憶を失う。

よくひきあいに出される話なんですが、文明の黎明期である古代エジプトから出土したパピルス文書だかに当時の人が書いたある「文句」が記されていました。

「最近の若者はなっておらん」 5千年前の「最近」です(笑)

要するに今も昔もまったく同じで、特に最近の若者が異常だと考えるのはおかしいという意味なのです。

それはね、我々の子供時代でも大人達は「今の若いのは甘えてる」と考えていたし、そう考えた大人達が子供の頃は・・・・・と、いくらでも過去を遡っていくという事なんです。

ここから導き出される答えは一つです。

若者に妙な期待感を持つのは間違い。

(大人が思う理想を押し付けるのは無駄)

【「怖い」と思われるほど厳しく接するのが正しい】

逆に大人側から若者に「媚びる」現代の大人はどうなのか、 愚かの極みと言うしかないでしょう。

大人と子供は本質的に「分かり合えない」のです。

それなのに話せば分かると言い張り、若者と無理に交わろうとする姿勢は根本的に間違っている。

若者達に妙に擦り寄る大人はまるで子供。

国全体がまるでディズニーランドのごとき有様。 それでは若者は冷めてしまい奮起できない。

薄っぺらな大人を見て、「世の中も薄いんだ」と舐めきってしまう。

毅然とした態度で臨み、その結果嫌われても憎まれてもそれは仕方がない。それが大人の役割であり「教育」です。

高倉健のように(映画の役柄ではあるが)、黙って背中を見せていればいいんですよ。

「壁」のように背を向けていればいい。 乗り越える「壁」が高いほど若者は強く大きく成長します。

人間は自分で学んで行くもので、そうあらねばならんのです。

結論を言いましょう。 「甘えている」「おかしい」のは、 若者(子供)ではなく、大人の方なんです。

子等に尊敬や恐れを抱かせるどころの騒ぎじゃねぇ。 あまりの軽薄ぶり、無道徳ぶり、短慮さに、若者達は口を閉ざし腹で罵るだけでしょうな。

子を甘やかすのは自分が子に甘えているのと同じ。

『年金騒動』の根っこもそこら辺にあるのでしょう。

議論を戦わせればいいものを、すぐに丸く収めようとする。どちらかが変に折れようとする

自分に自信がないのか、甘やかされたせいか、物が溢れているからか、色々考えました それは骨が無い、意見が無いからと言うよりも、 むしろ「大人」が議論に加わるのを避ける為でもあるでしょうな。

普通であれば先達を議論に引きこもうとするものですが、避けるのは「大人から学ぶべきものは何もない。ただうるさいだけ」と思っているからかも知れません。

「甘えた大人の実態」をよく観察しており、この人達と話し合うのは時間のムダだというホンネが心にあると思う。

若者同士だけであれば、色々と議論を戦わせているはずですよ。

たとえそれが「ゲームの攻略法」だとしてもね。

※一般論に演繹して述べています。 あなたが経験したケースがそうだという意味ではありませので、誤解なさらぬ様にして下さい。

記事単位では「今の若ぇヤロウは・・・ったくロクデモネェ」と書くことが多いのですが、おいらの本心は上記の通りです。

この記事自体も、そう読めると思いますよ。 討論会は楽しみですな(^_^)

色々なホンネを引き出してみて下さい。

こう聞いてみると面白いでしょう。

「若い奴に歩み寄る大人ってどうよ?」

Posted by 魚山人 at 2010年11月27日 06:03

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