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飲食店の客と、客の味覚

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客商売は蕎麦の味

☆食べ物商売・「革新」への脱線

飲食店は『保守的』なもんだと考えています。
「新しいもの」を否定するわけじゃありません。
だが「新しモノ好き」の方々は飽きるのが早いもんです。

食べたり飲んだりするものを販売するのはお客さんが前提の仕事。けどそれはお客さんの「上っ面の行動」を追いかけるという意味にはなりません。お客さんが本当は何を求めているのかを考えることです。

「最先端」を追うのはキリがありませんよ。
今現在輝いてみえても、すぐに陳腐になり色褪せてしまう。
流行とはそんなモノなんですよ。

人間には「ソウルフード」って奴が必ずあります。
この言葉自体は米国のアフリカ系の方々の言葉ですが、その意味合いにおいて世界共通でしょう。日本では郷土料理や「おふくろの味」がそれに該当しましょうかね。

幼少期や食べ盛りに「美味しい」と感じた食べ物はね、一生涯記憶として残り死ぬまで消えません。グルメ漫画などで「こんな美味いものは今まで食べた事がない」って決まり文句が使われますが、そんな筈はないんです(笑)

「若かりしあの頃に食べたあの味を超える食べ物に出会えない」が本当なんです。今までに食べた事のない味に出会いますと、感激したり、あるいは拒否反応を起こしたり、まぁ軽いカルチャーショックを感じます。

新しい味覚に「目が醒めるような思い」をする場合もありましょう。
けどね、だからといって人間はそれを今後も食べ続けようとは思わない。
思ったとしても、やがて遠のいて行くのですよ。

何故か。
それは出会いよりも記憶を優先させる「人間の仕組み」のせいです。

本質的にヒトは自己本位。
自分の中で組み立てた「決まり」によって世の中と接します。

外部から入ってきた情報をその人独自のフィルターに通し、「個性」「感性」によって再構築されて「自分の考え方」と「行動原理」が出来上がります。

それは他人からみれば「思い込み」でしかありません。
が、その本人にしてみれば「これが世界そのもの」なんですね。

このシステムで明らかな事は、「記憶」の重要性ですな。
ヒトの行動はメモリによって左右されるって事です。

このメモリは不思議なことに「最新版」よりも、「一番最初の経験」を引っ張り出す特性があります。「三つ子の魂百まで」という言葉がありますけども、「初志貫徹」は難しいくても、意志とは無関係の「体感」は、まさにこの言葉の通りなのでしょう。人間は「上書き」されるだけの単純な構造ではないようです。

新しい体験を受け入るのは簡単ではないが、人格形成の時期の体験や記憶は常に優先されているという事になります。

つまりね、早い話が大多数のお客さんの舌は「保守的」なのですよ。

商売の鉄則は「顧客の開拓」と「顧客のつなぎとめ」です。
次々と新しい事を求めるお客に合わせて新開発に追われるのが定めの様にも思いましょうが、そうとばかりは言えません。そのレールに乗れば原則的に「顧客のつなぎとめ」は不可能です。他に流れるのは必定。

お客の後ろ姿を追いかけ続けるよりも、「戻って来る」のを待つ。
人は新しいものに飛びつく習性があるが、すぐに飽きる。

それは食においても同じ事だと思うんですよ。
「未来」ではなく「過去の再現」を目指す。味的なものでね。

「いらっしゃいませ」と言うよりも、「おかえりなさい」です。
新しい味の追求も悪くはないが、猫騙しでは不毛。

ケバい厚化粧よりスッピン。人様を安心させる道を選びたい。
創意工夫はお客さんを満足させる方向に使いたい。

天才でもないかぎり、「自己満足」で商売はできません。
我は抑えて、常に顧客を笑顔で帰すべきでしょう。

まあ具体的にどうするかは店主の個性や考え方次第になりますがね。一つだけ確実なのはこのやり方で「大規模化」は無理だということ。

チェーン展開やマスコミ露出による「大儲け」は出来ないって意味です。すぐに矛盾の波にさらわれて沈没。クーポン屋に騙されて妙チクリンなおせち料理を売ったりするのが関の山。

大事なのは「顧客」であって、マスコミや「過ぎ去る嵐」ではないと思いますね、おいらは。この考えは数十年の間まったく変わりません。

客の味覚と蕎麦がき

☆素直に感謝だけを書くと照れくさいのでヒネ含み

先日、このBlog『てまえ、板前、男前』とホームページの『手前板前』の合計アクセス数が一千万ヒットを超えました。その七割以上はホームページのですが、あのHPは元々このブログで書いた記事です。

一千万と言っても大手サイトさんはあっという間ですし、個人サイトでも凄い所はたくさんありますので、実際のとこたいした事はありません。

しかしおいらは5~6年前までパソコンを見るだけで虫酸が走る様な男でした。ど素人もいいとこ(閲覧歴はけっこう長いがそもそも機械音痴)

マルちゃんの策略に乗せられてブログを開始したものの、1年以上続くなんて事は考えちゃいませんでした。今でもWebサイトのデザインだのタグなんぞと向きあうと頭がボンヤリとして鼻水が出てきますので見ないようにしてますから、すぐに全部忘れる始末。単純なHTMLさえイラつくのにJavaやPHPなどは見る気にさえなりません。ただのミミズの踊りですよありゃ(笑)

つまりね、どう考えても100万越えサイトになる可能性はゼロでした。
だが、時間はかかったものの1000万。

これをどう解釈するかだという気がします。
Web技術はおそらく中高生以下でしょうから論外。

見えないサイト閲覧者さん達をどう考えるでしょう。
結局ね、「お客様」と考えるしかおいらにはやりようがありませんでした。最初からアフィリもやっていたのが意外と鍵になっている訳です。

そのお客さんをどうやって得るか。
そこからですよ。現実の自分とオーバーラップしてくるのは。

ジリジリと諦めずに「続ける」しかないんです。
パンッとはじけるようなブレイクなどは無い。

進んでるのか後退してるのか分からなくなるもどかしさもあります。
面倒さに辟易し放り出そうと思った回数は数えきれないくらいです。

でも放り出さなかったから鯔さん始め多数の読者さんと巡り会えました。

いつの間にかバーチャル世界でも東京都**区で食べ物商売やっている自分の姿と瓜二つになっているんですよ。不思議といえば不思議だし、当然と言えば当然なのかもしれませんけどね。

長々と書いてますが言いたいことは一つです。
数字が先じゃなく、お客さんが先】だという事実です。

机の上や腹の中で先に数字を組んだって意味はない。
お客とさんと「どうつながるか」が先です。

数字はその後ろからついてくるだけにすぎません。

おいらは時々記事の中で「大企業病」という単語を使用しますが、その発病の大きな原因の一つが「先に数字」だと思います。症状が進行するとお客の顔も個性も消えて記号や数字にしか見えなくなるのでしょうね。

サイトを始めてから実に色々な事がありましたが、今回の大震災はやはり極めつけの出来事でした。魚ブログなので三陸の読者さんが多かったし、その中には津波で亡くなった人もいるはずです。もしかしたらここにコメントを入れてくれた人もいるかも知れません(確認のしようがありませんが)

もう書けなくなるかも知れないという気もしました。

現場の廃墟を見たときに感じたのは、この社会の脆弱さです。
我々はなんというアヤフヤな基盤の上で生きていることか。

その後の原発問題と政治の遅滞。

「なにもかも無意味なのではないか」

だけどね、無力感に包まれていようが時間は止まらない。
社会は動いているし、テメェの心臓もまだ脈を打っている。

それはつまり「お客さんが自分を訪ねてくる可能性がある」って事。

その可能性に背を向ける商売人であってはいけない。

人は皆商売をして糊口をしのいでますんで商売人に限らずです。

まぁ、偉そうな事を言っても先はまったく分かりません。
寂れてペンペン草が生えるような有様になるかも知れず、そうした覚悟はリアルの人生においても持ち続けています。明日など分かりゃしませんよ。分からないからこそ頑張ろうという気力が出るんじゃないでしょうか。

よく混ぜないと柔らかすぎ、混ぜ過ぎると硬くなる

話は突然変わりますが、料理Q&Aに蕎麦に関する質問が入り、その回答を見ますと、蕎麦に関してただならぬ想いを持った方が多いと想像させるに充分な雰囲気です。

実はおいらもその一人なんですが、このサイトには出来る限り蕎麦の話を書かない事にしております。引退後に「そば打ちのサイト」を作る予定だからです。内容がだぶってしまいますと、書く気力が出ないでしょうから。

蕎麦の魅力は野趣です。
野性味の深い香りってことですね。

野の草が好きな日本人に好まれてきた理由はそこにありましょう。残念なことに「肝心の香り」は粉から打つ手打ちでしか味わえませんけどね。

蕎麦の料理は麺にする他にも沢山ありますけども、野生の香りを堪能するならば練り物の『そばがき』がいいですね。

そばがきには粉っぽさが残るが手早く作れる『椀がき』と、少し手間はかかるが火を通してまろやかにし、粘りを出す『鍋がき』があります。

作り方ですが、「椀がき」はそば粉と同量の熱湯を用意。椀に粉を山形に入れて熱湯を注いで箸で掻き回すだけ。

対して「鍋がき」は、鍋を使いまず粉と同量の水でよくこねます。
次に熱湯をカップ1ほど加えながら加熱しつつ泡立て器で混ぜ込みます。少し固まってきたら火からおろしてさらに練り込みます。
生地っぽくなってきたら今度はすりこ木で練りながらもう一度加熱しつつさらに練り上げます。

「椀がき」も「鍋がき」もポイントは生地の固さです。
スポンジよりも柔らかめ、だが当然ながらメレンゲよりは硬め。

箸でつかめない様では柔すぎるし、弾力を感じるほどでは硬すぎる。
「丁度良い硬さ」にするのは結構むずかしい。

人様との間合いと同じで本当は「丁度良い」なんて加減はないのかも知れません。粉のアクが匂い立つのは野趣が強くて素朴過ぎるでしょうし、それは料理としての「手」が足りません。

だけど機械のように強く練りすぎれば今度はまるで工業製品。
フランスパンでは意味が無い。

飾り付けを進めれば「地」を失い野趣をなくす。
蕎麦はとても面白い素材、そして料理です。

料理人、そして商売人にね、何かを教えてくれる気がするんですよ。
なので板前商売と蕎麦はやめられません。

ついでながら、そばがきを頂く時は「かえし」より煮切り醤油に山葵が良い気がします。

お疲れ様です

新しいもの。 この手の店も沢山できていますが、やはり素朴な日本料理が好きです。来月に手伝う新しい店 先日のコメント欄に書きましたが(新しいもの) これは新しい店のことなんですが、なかなか昔からの地域の人は顔をだすことはすくないように思っています。しかし 認識してもらえるように、先輩板前も地道にぶれない日本料理をと思っているようです。
その方は五十才、色々な伝統な仕事をもっています。自分はまだまだです。駆け出しの頃のように戻り ひた向きに板前をしていきます。

Posted by たいら at 2011年06月17日 17:42


おつかれです、たいらさん。

記事のニュアンスを理解して貰えた、
だからコメントを頂けたと解釈しても宜しいですかな。
嬉しくて有り難い事で、感謝します。

たんに古いものがよくて新しいものは悪いと書いてる訳じゃありません。おいら自身さんざん奇抜なモンを作ってきました。中には和食と呼べないようなシロモノもあります。なのでそういう事を言いたいのではない。

単純に「商売はお客が優先する」ってことを言ってるだけです。
ではお客は「何を求めているのか」・・・そこでしょうな。

蛾が明かりに蝟集するように人々は派手な物に惹かれる。
だが毎日が誕生日会や正月というわけではなく、デコレーションケーキは美味そうでも厳密には「食べ物」とは言えない。同じく「にらみ鯛」も食べる人の事を考えて焼かれてはなく、飾りとしての価値に重点をおく。

豪華な料理を並べても、人間が箸をつける品は「食べ慣れたお惣菜に近しいもの」です。だが、それを惣菜屋や定食屋と同じにしないのが板前としての仕事になりましょう。


先日も知り合いの板前が業界から足を洗いました。
稼業が嫌だからではなく、仕事がないからです。
時代は薄気味悪く変化しておるということでしょうね。

たいらさんもおいらも、なんとか板前でいられる。
できれば人生の最後までそうありたいものです。

流されやすい日常に動きがロボット化して思考も停止しがち。
けどね、板前やってる以上は、「撩乱の紫陽花」から何かを汲み取らなきゃいけない。七変化の紫陽花に何も感じなくなれば料理人もやめどきでしょう。

Posted by 魚山人 at 2011年06月17日 22:39


お疲れ様です。

どっからコメすっか…
この記事ゎいろいろ感じたり考えたりさせられる。
感じ考えたこと全てゎおそらく書ききれネェと思う。
だからコメ追記すっかも。
ゴメンね爺。

ま なんだ。先に言っとく。忘れる前に。 蕎麦の写真ゎ外してくれネェかな。何故かって? 勝手言うようで申し訳ネェが 俺ゎ爺blogの存在により 本を読んでる暇がネェんだ 以前にもコメしてっけどさ。『爺を見て』俺ゎドタマ使ってんのよ。マルチャンに”腐ってる”と言われるドタマを。あの写真あっとよ 想像力の邪魔! んでもってせっかくの紫陽花写真も効果半減。
ちなみに俺ゎガクアジサイが好き。あのサッチョコばり具合が俺共感できる(笑)
BY黒足のボラジ(笑)

『保守的』『顧客』
全くこれも共感です。
わざわざ店まで来て戴く訳ですよ 食事のために。
神様なんかジャネェんです。
銭置いてってクレんすよ。
仕事すんのが『当たり前』でね なんとか楽しようッツー気持ちの輩が増えネェことを今後の業界に期待したいんすが…残念ながら経営者が先に数字を追っ掛けるような店が増殖中。
『命』ゎ『食』
数字で作る料理ゎ 食材として犠牲になった命と それを食した命の両方を奪うから。
だからレシピゎ俺嫌なんだ。


板前に限らず 料理店に勤める方々にゎこの記事を
しかと肝に命じて貰いテェ。
ホールも洗い場もです。アンタ方の給料ゎ経営者ジャなくて
『人』としての『御客様』が支払ってるッツーことを。


『新しい』『流行りもの』これも先にコメしたが
『温故知新』にあたる。
『新しいモン』ッツーのゎよ
商品化された時点で次の1秒が来る。結果『過去』の商品。 いかに伝統を自身の身に摩り込む修行が大切かと言うことになる。
俺ゎ江戸前鮨の小僧だ。
御客人ゎ俺の人生40年以上に渡り『鮨』と付き合って来た方々が多い。年配者だ!
いかに基礎が大切かを思い知らされる。
基礎がしっかりした上での新Menuが『知新』なんだよ。過去形の新Menuなんざ既に過去。想像力!これをいかにタイムリーに振る舞うか。


『新しいモンを追いかける』これゎ事実上反するの。

ようするに目先のメクラマシ。
猫騙しだゎな。

俺が
まっとうに修行し伝統を守る自信がついた時 御報告致します。『独立します』とね!


なんか無駄に長くてゴメン爺。

先を詠む想像力を今爺blogから吸収中。

PS:ザーケンナゃ!糞ジジィ!
誰を『客』扱いした?
俺 未だに修行気分でコメしてんすが…嘘ツキ(-.-;

(笑)ありがとう。
『そばがき』の補足。

Posted by 鯔次郎 at 2011年06月18日 01:37


おつけれさま鯔ジさん。


>PS:ザーケンナゃ!糞ジジィ!
>誰を『客』扱いした?

オマエさんは既に客ではない。
このBlogの従業員だ。
ま、無給なんで奉公人に近いが・・・(笑)

その証拠にアンタの要求をのんで画像を消す。
奉公人に耳を貸さない昔の旦那じゃないからね(ナンノ話なんだか(~_~; 


ところで、たいらさんが続きの非常に良いコメを送ってくれたが、公開できない。その内容は兎も角、彼はスマホに変えたらしく、サイトの見え方が携帯とは違うと言う。
アンタもそろそろ・・・・
事情もあろうし無理強いはしないが。

今でもよく働いてくれてるが、もっとこのBlogで働いて、
銭を稼いでスマホ買いなさい(←給料払ってないくせに 笑

Posted by 魚山人 at 2011年06月18日 02:27


こんにちは。

記事の更新があってほっとしました。
ありがとうございます。


僕がいつも思う事に、「美味しい」ってなんだ?って言うのがあります。

「おいしい料理」を作る為に日々厨房に立つ訳ですが、その「おいしい料理」って言うのが非常に明確ではなくて、それはそういうものだと分かってはいますが、何かしらそれなりの結論を持たねば作業が進みませんので、何かしらを思い厨房で料理するのですが、それをお客さんと共有できたかもしれないと思う瞬間は非常に嬉しいものです。

修行している時、そこのお店のオーナーの奥さんから言われました。「食べ物はちゃんとしたものを食べなきゃ駄目」って。
僕も若い奴らがいる時には言います。良いもの食べなきゃ分かんないよ、と。
それと「美味しい」はまたちょっと違う話ですが、あんまり言うと、「だったらもうちょっと給料くれ」って話になりそうなので、ちょいとするくらいのもんですが。。
その時も、奥さんの話に頷きながらそう思ってしまった事はもう遠い昔ですね。。


食べ物商売をしていて、お金の事は大事だなと今凄く感じています。けど、続ける事と儲けようとする事はやっぱり違う。
一番大事なのはやはりバランスだと思っていますが、そのバランスは、「愛」の上に成り立っていて欲しい。
そして、それが可能な世であって欲しいと願います。

受け入れられなくとも、それでも注ぎ続けるのが「愛」なんでしょうが、受け入れられ続けなければ、商売は消滅します。
と、虫の息の僕が言ってみたりするのですが。。。

僕も、毎週の休みの晩ご飯を作っています。料理をしない日はほとんどありません。
周りはそれを聞いてびっくりしますが、まぁ、確かに変わり者かもしれません。けど、食べてくれる人がいれば、それが愛情を注ぎたくなる人であれば、それは自然であるのかな、と。
自分一人の為に料理は出来ませんが・・・。


前の店はオープンキッチンでした。今は違いますが、極力客席に出ます。ソムリエがいなくなってしまったので、自分がその代行をしているって言うのもありますが、けど、やっぱり思うのは、料理人はもっとお客様の顔を見なければいけないだろうと。
そこは人任せじゃ駄目なんですよ。

一時期、ちゃんと人を雇ってホールを完全に任せていた時期があります。厨房にこもっていました。
一人で30席強の店の厨房をまわしていたのですから、それは今思ってもちょっとよろしくない話だな、と。望んでそうなった事ではないですが。
その時は、とにかくどうやって料理を円滑に出していくか、普通に考えれば物理的に無理ですが、無理でも何でもやらなければいけない、という状況でしたのでそのように必死にやっていましたが、それははたして良い事であったのか・・・。
お客様に一度指摘された事があります。
「距離が遠くなっちゃったね。」と。

以前程「愛」を感じ取れなくなった、という事でしょう。

ベッタベタの関係はよろしくはないのですが、それでも、やはりお客様を感じて料理が出来なければ、料理人としてあまり嬉しい事ではないのだろうと思います。


今は、商売的には大変ですが、非常に有意義な時間が流れているのではないだろうかと思っていますが。そうであって欲しいですね。
席数も減らし、売り上げも減らし、けど、なくしかけて気付いた大事なもの、それをなくす前に今の状況になって良かったと。

たくさんの人たちが、「愛」を込めて料理をして欲しい。

「思い」は伝わる。
「思い」を込めて料理をするから、その料理は「美味しい」そうであって欲しい。

PS
鯔次郎さん。

おせっかいと知りながら・・・・。

僕はiPhoneを使っていますが、非常に便利だし、ソフトバンクなんで通話に関してはちょっと困っているので携帯との2台持ちですが(お、お金が・・・、奥さんは渋い顔です・・・)携帯は通話専用です。あまりかかってこないけど。。。
アンドロイド系がどうなのかは分かりませんが、操作もしやすいので、携帯よりもストレスが無いように思います。
サイトがちゃんと見れるのも良いですよ。

買い替えの時期が来ましたら、ご検討ください。

Posted by たかさん at 2011年06月18日 16:12


お疲れ様です。
最近、寿司カウンターがあった頃によくいらしてくれたお客様とプライベートで飲む機会があり、寿司屋の上司の方の話しになり、「あいつは話がうまい、おれが機嫌悪い時は一言もしゃべらない、二番手の料理フェアのときも帰りぎわに陰でこっそり頭下げるんだ」と感心していました。
自分は和食で働きながら、カウンターは入ったことがないので、その上司の方の噂は聞いていましたが、こうゆうことが仕事だなぁと思いました。この方に比べ今の自分はただの作業人です。現在この方は違う業種に左遷させられています。
会社が間違っているのか、この上司のなにかが足りなかったのかわかりませんが、自分はこの上司を目指そうと思いました。会社を守るためや体裁を整える事も大事かもしれませんが、目の前にいるお客様を唸らせる事ができる板前になりたいと思いますし、せめて期待を裏切らない料理やサービスをできるような人間になりたいとこのブログをみて方位磁石がはっきりした気がします。いつも勉強になります。ありがとうございます。

Posted by まっつん at 2011年06月18日 22:03


こん**わ。

この記事を紹介したい方が何人も居らっしゃいます。どこも行きつけの所で、もう長い付き合いに成ってます。
でも、「私如きが・・・」と思うと、とてもとても。

私らの世界じゃ「愚直一徹」じゃあ駄目なんです。2手も3手も出来て当たり前。ですが、基本を疎かにしちゃ拙いと思ってます、常々。
そう考えない輩がノして来て、隅に追いやられる。。。
何だか、どこぞの大事故起こした施設と共通する様でげんなりします。(苦笑)


残念な事に鼻が悪いのか、蕎麦は香りじゃ無くて歯応えに行っちゃいますね。まだまだ修行が足りません。

もう山葡萄の蔓の時期も終わっちゃいましたが、又機会を作って、温泉と蕎麦を楽しみに行ってきたいものです、福島県に。

Posted by 横浜のA at 2011年06月19日 01:12


やっぱし書ききれなかったんで追記コメm(__)m。

お疲れ様でした。

是非コメしたかった話しがありましてね。

俺 一時期毎週一回蕎麦を食ってた時期があったの。
しかも決まった蕎麦屋。
ようするに毎週休日の昼飯ゎそこの蕎麦。何故に そんなにハマッたか…
その店を訪れ『せいろ大盛り』を注文。ワサビゎ粉ワサで薬味葱ゎ白葱をさらし シボッた葱。 Menuに『辛み大根卸し』があったんで注文の際に同時に頼んでおいた。
なかなかの蕎麦。純米酒との相性もバッチシ。

価格も良心的で 量もどこぞのフザケタ蕎麦屋と違いしっかり。 帰り際に一声掛けてみた。 『ごちそうさまでした。イヤァ美味い蕎麦ッスネェ!
粉ワサだと蕎麦泣きますよ(笑)』と。

次の休みに訪問し 蕎麦を注文すっと なんと!
!( ̄□ ̄;本ワサ!!

さらに純米酒と生蕎麦が生きる。
この店。少量で安価なツマミを多数置いてまして 一度『〆鯖』を注文したんだが
中骨抜いてネェ…(笑)
でも店主の一生懸命さがダイレクトに伝わる店。

何度か子鯔達も連れてってんだが 数ヶ月通い初めて気付いたことが 蕎麦の茹で加減だったの。 俺に出される蕎麦にゎ本ワサのセイロ。
ガキらにゎ粉ワサだが 蕎麦が柔らかい。決してノビタ蕎麦じゃなくツヤツヤしていながら明らかに茹で具合が違う。
子鯔♀がツマミばっか食いヤガッて 肝心な蕎麦が運ばれてくるなり『パパに少しあげるね』←で気付いたのよ。

なんとも粋な店主じゃね?

俺も立ち板。御客様により
シャリの大小や握り具合ゎ変化さしてんが 蕎麦屋にこれやられてたと思うと心底嬉しかったんだ。その店ゎ大衆店ですから! その後ゎ近隣サラリーマン御用達時間を避け 1時以降に伺うようにしました。そのほうが蕎麦湯も濃いし(笑)

客商売ゎ蕎麦の味
まさにその通りだゎ。

今ゎ酒呑んで運転したら
この世のゴクツブシ扱いにされちまうから 行ってネェ店の話しです。 あ-あ タバコも飲食運転も時代ってのゎヒステリーだな。

時代に逆らわネェ蕎麦ゎ確かに爺のおっしゃる通り深いね。

華美な蕎麦なんて 銭出す気になれネェモン。

『地味 滋味』
『自民 自魅』だ。


俺…今まで一生懸命したコメゎデッチ奉公だったんすね…
だったら一層頑張ります!
これからも。 少しでも爺blogの付加になれるよう!

で勘弁してクレm(__)m
『マル子様m(__)m』

一応『スマホ』ゎ検討中なんで 機種変更した際にゎきちんと『爺様』宛ての領収書貰ってくるけん 経費で落としてな!ヨロシク。

そんクレェの強要しちょるけん爺ゎ。

やっとランばい!
ぉ頼ん申すぜよ。

冗談ゎ俺も爺も顔だけにしといて タイラサンゎ板前として元気なのね? そんなら一安心だよ。

ね!読者方々!

とか言うが。俺
スマホって全部画面じゃん…
文字打ち込めんのけ?
先週 オフクロに地デヂ対応TVを買っちまって銭ネェ。
俺ん家ゎまだSONYのトリニトロンテレビだっツーの!

労働省に問い合わせしてみんね!このblogって違法か合法か(笑)

その前に
地デヂサポートセンターに問い合わせだな(笑)

カンショ形フグ引き本焼きもあるし…

以上!
魅力が こぼれ出してます。爺blog。

遅ればせながら
1000万アクセス
おめでとう!

俺デッチでも嬉しいし!
ね?体育会系ナオサン!

もう煮るなり焼くなり
好きにしれ!糞ジジィ!

オヤスミ。
Posted by 鯔次郎 at 2011年06月19日 03:05


たかさん

おいらは独立してみて約半年で「食い物売る仕事で金を儲けることは出来ない」と悟りました。独立前は多少「色気」を持ってたんですがね正直な話(笑)

だけど「舌が錆びれば料理も錆びる」と親方に言われ続けてまして、「貧乏舌」にはなりたくい。ジレンマの解答、「必要な金は料理業ではなく、他で稼げばいい」です。

大昔の職人たちは「パトロン」の存在を得てまともな仕事ができたが現代は無理。自分で自分のパトロンになれば解決です(笑)

おいらにとって料理への「愛」
貧乏してもちゃんと育てるってことになりましょうかねえ。

Posted by 魚山人 at 2011年06月19日 07:34


まっつんさん

いいお話ですな。
組織というのは人材が命でありながら、現場の人材を見落とすのが常です。そこを見落とさない経営陣ですと会社は必ず発展しますが、残念ながらそんな会社は多くない。


お客さんと向き合うのは大変な仕事です。
「期待」も重すぎれば背負いきれなくなる日が来ます。
「気負うことなく接する」そこまで行くのは難しい。到達できたとしても勘違いして緊張感を失ってはいけない。客と馴れ合うのは最低です。お客様は友達ではありませんからね。友達であっても「店では」友達ではない。

けどまぁ、その難しさがあるからやりがいもあるのですよ。

Posted by 魚山人 at 2011年06月19日 07:36


鯔さん

いいコメだ(T_T)
感激したんで給料をあげる事に決めた!(5円くらいでもいい? 笑)

蕎麦屋の面白さの一つだね。
必ずしも修行をした職人の蕎麦屋が「まっとう」とは言えない。
そば好きが嵩じて始めた素人さんが非常にレベルの高い仕事をしていたりするのは蕎麦屋ならではだよ。これはラーメンの世界とも似てるので、麺料理に特有なものだろう。
まあ「志」がすぐに反映される料理だってことだ。


いくらマルちゃんの真似しても全然可愛くねぇ
四十ヅラの鮨職人なんだ、やめてくれ(笑)
頭にきたんで給料を10円減らすことにする。

Posted by 魚山人 at 2011年06月19日 07:37


お疲れ様です。

あと、30分後には父の日のお客さんがいらっしゃるのでササっいきます。

最近は、自分のブログもあんまり書かないし、ココにもあまり書き込まなくなりましたね。

多分、何を書いても自分に向かって話してるような気になるからかもしれません。

今は外よりも中との対話が必要。何をしに、東京に行くのか、何を自分の生き様とするのか。それを自問自答しているような気がします。

今までは起承転結の、起。これからは承。

たいらさんは、転への変わり目のようですね。

魚山人さんは、もう結に差し掛かっているのでしょうか。

僕にとっての和食とは?この問題を少なくとも自分の中で解決して、東京に向かいたいと思います。

それはそうと、鯔さん。スマホにしても分割すれば機種代タダで買えますよ。iPhoneの16ギガなら。

にしても、みんな勝どきや月島に住んだ方がイイっていうんですよ。ま、家賃もすこし安いし地理的には良いんでしょうが、あそこ埋めたてでしょ?液状化が怖いんだよなぁ。

ほら、僕、結構怖がりでしょ。草食系男子だし。

あ、お客さんだ。では!

Posted by 水匠 at 2011年06月19日 17:20


水匠さん、お疲れさんです。

いや~今日は疲れました。忙しいのなんの。
断りきれない予約を無理に受けたのが間違いでした。
ヤレヤレです。とても「結」どころじゃ御座いませんなこのザマじゃ。


>勝どきや月島
う~ん。
良につけ悪しきにつけ言いたい事は沢山だが・・・
何を言っても微妙になるんでやめておきましょう。


>僕、結構怖がりでしょ。草食系男子だし
心臓に毛が生えたタフネスの格闘技オタクにしか見えないのだが、まあいいでしょう(笑)
あまり深く考え過ぎるのも良くない(考えすぎない人だと思うが 笑)。
とっとと東京へ来て、失敗してこけるなり、爆発して大成功し時の人になってしまうなり、チャッチャッと走ればよい。
アンタは若いが、自分に責任を取れるだけの人間性を持っていますのでどうなろうが心配はいりません。自分の成功も失敗も全て笑い話のネタにして済ませる器量がある。


>鯔さん。スマホ
端末はタダでもその後のコストはちょいと疑問ですな。
そもそも鯔ちゃんは薄給のうえに、このブログに来るだけで「マイナス5円」の給料を「取られて」しまうんで毎月赤字に喘ぐことになります(笑)
でもそれじゃあまりに気の毒なんで、そのうち格好いい勘所型(先鶴嘴)柳刃包丁でもプレゼントしましょうかなぁ。

Posted by 魚山人 at 2011年06月20日 00:20


あのぉ
俺を痛いヤツ扱いすんの
やめて戴けませんかね
(笑)

爺なんざ『薄給』とか言い切るし… 俺の親方に失礼ダロよ。その固定観念(笑)

このblogのコメ欄ゎ『出会い系サイト』でゎネェと さんざ爺に叱られてきたんだが やっぱよ 一応の筋ゎ俺も通してぇから。

『たかさん』&『水匠サン』
ありがとね!感謝致します。


お疲れ-爺。
ツカ今まで『父の日』ってよこんなに忙しかったか?
俺ん店の最寄駅から震災後の不景気で 寿司屋が消えまくった。 そのせいだろう出前注文に煽られたこと!

もうひとつ・
人の流れが『右向け右過ぎ』もう少しオリジナリティを持とうよ 日本人サン。
死ぬかと思うクレェ忙しかったゎ今日ゎ(┰_┰)


蕎麦が『志』がすぐに反映される料理? 俺ゎ違うと思う。 ましてラーメン屋と似てるなんて 俺ゎ思いたくネェ。
決してラーメン家業を馬鹿にしてる訳ジャなく ラーメン屋サンゎそれなりに試行錯誤しなきゃ生きてけネェし。

『蕎麦』
試行錯誤なんざ いらネェ。
いかに手を抜かずに仕事が出来 その仕事をいかに『ぉ客様』に提供するかのタイミングまでコントロール出来っか?で きまる商いだよ。
『志』だけで商い始めて消えまくった方々を何人みたか…
あ゛俺スパイラル的コメゎやめようね。
m(__)m


水匠サン。
月島に住む?
やめなさい。
何故に東京なの?
この記事ゎ『客商売ゎ蕎麦』みたいに 『信用』が必須と書かれています。
糞高い家賃を払い『何をしたいのか』を考え『やりたい事』の原点を いま一度考え直してみる時間的余裕が 水匠サンにゎ必要ですよ!『東京』ってのゎ甘くネェ。 『一生懸命』←ゎ少なくとも通用しネェ。
これ以上ゎ俺も言いたくネェしな。

やるなら
世田谷区に住居を構え
爺のよに印税生活できんなら俺もツラ出しますよ。
そんな生活より関門橋の夜景なり 九州にゎ魅力ある場所がある。スッカラカンな横浜人にゎ羨ましい限り。

んで 『たかさん』
Q&Aにイタリアン質問入れます。
もちスマホにしてからね。
そん時ゃヨロシク。

もうさすがに眠い。
爺。
無茶振りだ(笑)

マルチャンの真似?
ありゃ海軍中将ガープの真似だったんだが…

Posted by 鯔次郎 at 2011年06月20日 02:34


鯔さん、お疲れでした。

『黒足のボラジ』
少しばかりおふざけが過ぎてしまった。
すまんm(__)m


小骨を抜いていないシメ鯖を出すが、精一杯の蕎麦を出す。
アンタの話を聞いて「うんうん」と頷きたくなった理由を書く。

そば屋もうなぎ屋もてんぷら屋も、そしてすし屋もね、
和食の一カテゴリでありながら独立した地位を確立してる。

「打ちにウン年」「裂きにウン年」と云われるくらい奥行きが深い。
「握り、焼き、揚げは一生」だ。

だが蕎麦屋もうどん屋もある共通事項があり、それは本質的にラーメン屋と同じ事です。
『汁と麺の二種』が全てを左右するめん料理の共通性だ。

そして決定的なのは「食べ方」。
「汁と麺のセット」は食べ方が悪いと存在意義が消えてしまう。

だからこそ世界共通のマナーである「食事中の音は無礼」という決まりから除外されていて「ずるずる」が許される。

ろくに噛みもせず、吸込こむように素早く食う。
食客がお上品にかまえてりゃどんな極上のモンを出しても無意味。
のびてしまえば食べられない。
麺がスープを吸い込んで(ザル盛りは空気でやられる)、豚になったらそれはもう価値のない残飯となる。

和会席でめん類を組み入れにくい理由もそこにある。


単純なものは難しい。
構造が簡略であればあるほど誤魔化し様のない結果が出る。

本業の者は「悪しき慣習」も一緒に修行してしまう可能性が高い。
それは「商売として成立せしめる為の手抜き」です。

寿司業界を席巻している回転の仕事をみればすしも例外とは言えまい。板前さんと呼ばれる人種も今や多くの者が自分の包丁すら持たず、持っていても牛刀、そんなご時勢だ。

好きが嵩じてめん料理の世界に飛び込む素人さんにはそれが一切ないのだよ。もともと美味しい麺を追求してプロへ転業したのだから手抜きなどあり得ない。

基本構造がスープと麺の簡略さなので、麺とスープの二種を極めればよいのであり、板前やコックのように長年月の修行は不要。
そのかわり律儀なほど基本にそって手間をかける姿勢が必要。

素人さん(とは言え〈食べる側〉としては元々プロ以上)は、それを頑なに順守する人が多い。

「食べ方」が重要な料理は、「食べのプロ」が作り手オンリーのプロを超えてしまう可能性が高い。それがめん料理の特殊性です。



>印税生活
鋭い男だねどうも(笑)
生業の板前稼業があるので副業に労力はかけられない。
面倒見なくても自動的に収入になる道は限られてるもんだ。
ずばり鬼の高利貸しだトイチのね。ま、嘘だが(笑)
冗談は兎も角、まあ予想がつく範囲内ですよ。
悪いことはしてないから心配しないでおくれ。

ちなみにネットの魚山人サイトに関してはBlog開始から今日まで「完全な赤字」であり、儲けなどまったく出ない。
労力だけはかかるマゾの世界だよ。

リアルの自分なら外で「時給**円」を稼げる。
パソコン開く時間をそこに向けたほうが金になるのはいうまでもなし。

なので鯔ちゃんの5円に期待・・・・・・(笑


>俺ん店の最寄駅から震災後の不景気で 寿司屋が消えまくった
ま、あれだ。
アンタの親方が頑張って良い仕事をしてるのが目に浮かぶ。
(仕事とは経営センスも含む)
いいところに勤めている。一安心です。

Posted by 魚山人 at 2011年06月20日 06:14


皆様こんばんは、いつも突然関係ない話をコメするので、迷惑かもしれませんが・・・

震災前は、食・・特に魚に関して興味を抱いて毎日のように覗き見してました(笑)

そろそろ食の話にも参加しようと思いましたが、こちとら素人なんでとても無理・・その辺りは静かに傍観させていただきます・・

では、得意の話は変りますですが、特攻の時期が7月にずれました。
特攻本部の話によりますと、線量計やらの装備の貸し出しが今月いっぱいは予定が入ってて無利だとの事・・
まぁ、なんだ・・爆弾抱えないで特攻は無理と言う事か・・笑

震災直後からの行動を詳細に記載して報告するようにとお触れが来ました。その後の追跡健康調査も行われるようです。ある意味モルモット状態ですが、これで次世代の方々が少しでも助かるなら良しとします。

可愛い鯔二世も我々の資料が役に立ってくれると良いのですが・・まぁなんだ、魚山人さんとナオは少々放射線浴びた方が活性されて良い考えも浮かぶってもんですな・・特に先輩であろう魚山人さんは・・

間もなく震災前から着工してた新居が出来上がります、心地よい低濃度の放射線の中で美味しい泡盛を飲み交わしませんか??魚山人さん・・ぜひ、ご招待したいのですが・・・
マル子氏に怒られますかな??

Posted by ナオ at 2011年06月21日 21:19


ナオさん

口福至極。
マル子も飛んで来るでしょう。
「遠慮のう馳走になりまするぞい」とかなんとか言って(笑)

いっその事、原発の敷地内で呑みますか。
鬱陶しい防護服なんぞ無しで。
「どんな醜いツラ晒しても生きてれば勝ち」っていう首都の中央にいる連中を肴にね。この国で長く余生を過ごしても、醜くないモンを見る機会はもうなさそうですし。

Posted by 魚山人 at 2011年06月21日 22:31


お疲れ様。爺

『麺料理の特殊性』
相変わらずだな。爺
あんまし『無料』で答え書くんジャネェよ(優し過ぎだ)
ッタク(;-_-+
レシピゎ書かネェとか言いながら あっさりと答えを書く爺も どうかと思うがね
(笑)

『握り、焼き、揚げ』が一生。 嬉しくなるね!さすが爺!でもな こんな気持ちを 押し殺しながら仕事させられてる親方連中って たくさん存在すんダロな 今。

俺ゎ平和ボケした雇われ板前と 再認識させられた。

いろいろな方々からのコメにね。


あのよ
カンショ形包丁
プレゼントの気持ちだけで十二分に有り難いm(__)m。
注文しちまったゎ。

毎月5円なら お支払いしても元取れる記事だしな。爺blogゎよ


『おふざけ』ゎ過ぎてネェよ爺の返事コメゎ。
あったけぇよ。
だから俺。カンショのフグ引き買う気になったんだ。

俺ゎ板前
パソよか包丁とるに決まってんダロ!

俺の『薄給』
包丁注文ついでに包丁屋サンにぶっちゃけ聞いてみたら…『有り得ネェ!』らしい…

そんでも子供達3人居ると
湯水の如く出費がかさむ。

年齢や経験を重ね 一生懸命子育てする大人ゎ社会の厄介者なんだよな。爺がそんなふうに思ゎネェのゎ百も承知ダヨ。

さみしくなるから買っちまったよ
超鋼本焼の両鏡面 上一本線黒丹柄。


PS:この超不景気に 爺のような店。
我が店も 爺に褒められたが包丁屋サンにも褒められたよ。

酷いらしいな。銀座に京都の老舗サンゎ…


なんだ。
俺んとこも爺ん店も
よっぽど『親方』がイイんダロよ! そんな二人の親方と自由に会話出来る俺ゎ幸せ過ぎだな(笑)

気持ちが嬉しいッスよ。爺!

これが爺blogに長くデッチ奉公できる秘訣ッスかね(笑)
でも出来たら無料でコメさしてくんネ?


鯔ッス!
俺もよべ!南相馬市飲み会!以上。

Posted by 緊急追記! at 2011年06月21日 23:24


おつかれです、金持ち鯔様。

勘所の超鋼本焼。シャクイチならキワ、一本線黒丹柄と黒檀鞘を合わせてオツモ前後だろうからチョンブリ近い出費だな。地方の新米さんの一ヶ月分の給料・・・・・・
5円はヤメだ。値上げする(電気代も消費税も上がるし アンタ高給取りダシ笑)
(でも水焼とかコバルトではない様なので許してやるとしよう ^^)



>酷いらしいな。銀座に京都の老舗サンゎ…

おいらの「企業や役所嫌い」を考えれば想像がつくはずです。
大口顧客よりも個人を大事にしてきた結果ですよ。
お客さんはバックより人間性が光る方を優先。
「大手団体様」よりその方が信頼できるんんです。

関東随一の大企業「東電様」があの始末。
おいらの考えは間違ってなかったのかも知れないね。



超鋼VならばHRCは61前後でしょうから普段使いにも優れている。
しかも珍しい勘所。それに鏡面。
イナセな立ち板さんだ。
カウンターから冷やかしてみたくなるよ、マジで。

ま、New包丁の写真。楽しみに待ってますよ(^^)

Posted by 魚山人 at 2011年06月22日 07:29


お疲れ様ッス!

金持ちなんかジャネェし(-.-;俺…

俺の年齢考えたら 世の中のサラリーマンサンのが よっぽど貰ってるって!←ッツー程度の収入ッスよ。 読者様に勘違いされんべ?(泣)

それよか『お客様』の話。
爺のおっしゃる通りと…

『大企業様』や『会社の金』より『呼吸の合う個人様』だったり『信用できる人間性を持った方』これだと自分も思いますね。

イヤァ実ゎ爺。
金持ちと知るや否や すぐに尻尾振るヤツを知ってまして…目先の銭により 目先どころか完全に自分を見失うヤツが いるんだゎ。

こんなヤツにこそ
『客商売ゎ蕎麦の味』を読んで貰いテェモンす。 ま きっと意味を把握できネェでしょうがね(笑)

非常に醜い。

来年4月より 製薬会社サンも接待交際費にメスが入り 金額に制約が付く。
俺ゎ腹ん中で正直『ザマァミロ』と思ってる。プロパーサンにしても 御医者様にしてもだ。いちいち説明書きゎしネェが ヤツらの銭(接待費)の使い方ゎ間違いだからだ。

東電の幹部や役員連中ゎ
原子力保安委員会と一緒。
ただ『助言』をするだけで『責任感』なんざハナッから御免被るのが『当たり前』だから常に尻尾フリフリ(笑)たまにマトモなこと言ってんのか?と感じよくよく聞けば ただ単に『逆ギレ』を紳士なふうに聞こえる言葉を当ててるだけ。

馬鹿。

自分を見失うってのゎ
ヒドク醜く 増して何を言われようとも その醜態サラシを辞める気ネェ人間ゎもう終了だ。

海の藻屑と消えたらイイさ。

Posted by 鯔次郎 at 2011年06月23日 00:43


ありがとう、鯔さん。
別便のメールを読ませて貰った。

尺とはいえそんな破格値で欲しかった勘所河豚買えて良かったね(^^)
つけ場で33だの36は長くて邪魔だし尺が丁度いいよ。

おいらは多分もう包丁を購入することはないのだが、
堺のSさんところの包丁が気になってる友人がいる。
欲しがっていた品の在庫の有無を問い合わせる良い機会かも知れん。
アンタからの紹介って教えてもいいかい?

「もしもし、横浜の鯔次郎さんから聞いたのですが・・・・」
「は、?鯔次郎って誰なん??」 (笑)
って言うかSさん、アンタの別名が鯔だって知ってたりして(爆)



それにしても鯔さん色々詳しいねぇ。
「プロパー」
昔から彼等の営業活動が日本の医者を腐敗させる原因だった。
もっとも医者が銭しかアタマにねぇからプロパーもそうなるのだろうが。
悲惨なのは薬漬けにされる患者って事だろう。

これから先は老人だらけになり若者は減っていく。
医療費が膨大になり医療保険制度は崩壊必須。
どうなる事やら。

Posted by 魚山人 at 2011年06月23日 06:22


こんばんは!
いつも拝見だけでしたが、蕎麦の話が出てきたのでついつい書き込みです(^^)
私は、埼玉県の山奥で自家栽培~自家製粉まで行っている蕎麦屋の二代目です。
珍しいですよね…時期になればトラクター転がして蕎麦の栽培から始め、自分で刈り取った蕎麦を自家製粉、粉になったら自分で蕎麦うってお客様に提供。。。
父親からバトンを受け継いで、脱サラをしてようやく4年…
それまでは製造業の会社員でしたから全く料理の世界、農業の世界とは無縁だったモンなんです。
本当に最近になってですね…
毎日そば打ちして、ようやくその奥深さに気づいたのは…
自分とんでもない世界に足を突っ込んじまったと思うようになりました。。。
あまり考えるとスランプに陥るのかと思うほど奥深い…
何が?と言われてもうまく説明できない…
そんな自分も、スムーズに代の交代が出来つつあるので、大丈夫かと思いますが、上記の通り色々と考えこんじまうタイプでして…
なんでもそうなんです…
わかっているんです…


生涯勉強だ!と…

これからも、ソバを通して生涯学習を続けていきますぜ!
お互い頑張りましょう!


脱サラした直後に、地元の旅館で板前修業をした時に出会った魚山人さんのホームページ。
色々な事(修業でですが…)で頭にきた時、モヤモヤが晴れない時、いつもそっと拝見しておりました!

今後とも応援しております!
なんか訳わからんコメントお許しくださいm(__)m

Posted by 和味の二代目 at 2011年07月09日 00:00


こんばんは。
「訳わからんコメ」、とんでもございませんよ、ありがとうございます。

おいらは月に何度か掘っ建て小屋みたいな所(?笑)にこもります。
作業台の上は石臼なんかがあります。石臼は必需品。

そこで「更科」から「挽きぐるみ」までを並べて考える事があります。
「蕎麦好きは多いが、自分好みの粉を買えるようにはならないなぁ」

そういう感慨から世の矛盾全般をいろいろと考え始める。
まぁ「夢想」にはどこかで「ケリ」をつけますけどね。

そして自ら臼を挽ける自分は恵まれていると感謝します。



蕎麦の面白さに気付かれたみたいで素晴らしいことです。
蕎麦は非常に奥が深く、多分一生勉強を続ける事になるでしょう。

徹底した「そば環境」を既にあなたはお持ちだ。
それが重しになる事もあるかも知れませんが、得難いものであることも確かです。それに感謝しつつ、これからもどうぞ頑張って下さいますよう。

Posted by 魚山人 at 2011年07月09日 01:06

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