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息子

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父と息子

何時頃だったか、高倉健の「単騎、千里を走る」を観て、暫らくの間、重い石コロを飲み込んだ様な気持ちが続きました。


それと言うのも、この映画は父と息子の葛藤と絆を描いたものなんですが、おいらはどうしても息子が欲しくても出来なくて、先も望み薄だからです。

男の子に限らず、子供が出来ないのに、悩んだ時期もありましたが、こればかりはどうにもなりませんので。

どうして男の子がいいのか説明するのは難しいんですが、女の子だと、小さい時は可愛過ぎてどうしていいのか分かんないし、甘やかすに決まってます。大きくなれば考えが読めない。


それが男だと、自分の経験にてらして、何時頃、どんな悩みを持つか、どんな壁にぶつかるか、それをどうやって乗り越えればいいのか。大概の事は理解が出来ます。

教えてやれる事が多いってわけですね。
これは母親と娘の間もそうかと思います。女の親は息子の真意を測りかねるものでしょう。

父と息子ってのは、潜在的に親友になれる可能性が一番強い間柄なんじゃないでしょうか。

おそらく相互観察の時間が、最も長くなる関係ですんで。

だから逆に関係が悪化する可能性も大ですが、それを越えて、互いに成長する事も可能です。
人生を通した親友なんてものは、簡単に出来るものじゃありません。

とまあこれは理屈ですね。
実際にゃ理由は分かりません。


子供の可愛さってのは理屈を超えた部分にありますよ。
本当の理由は、男だと一緒に遊べるからかも知れません。飲んだり(笑)

生きるもの全ての第一義は何か
たまにそんな事考えるんですが、やはり自分の分身を、この世に残す事でしょうね。

テレビなんかで、我が子を殺した犯人が映ったりしたら、
「バランスの悪い食生活と人生を送ってきたな、コイツ」
なんて、ゴチたり。


天は何か理由があって、おいらに子供を授けないのかな、なんて恨めしげに都会の暗い川などを見つめたりしていたりします。

魚山人さん、お久し振りです。
ブログ、再開されてるんですね。
私も、自分の作品を壁紙にしたいんですが、さっぱり分かりません。

子供って、面白いですよね。私は自分が子供みたいなのか、子供が妙に私と遊びたがります。
両親も、早く孫の顔が見たいとか、ちょっと前まではよく言われました。が、なかなか。それ以前に、まともに恋愛出来ないんですね。

「自由」と「恋愛」は、相反するような気がして。

「物を作る人間」の中には、子供を持たない人はわりと多くいます。

持って産まれた運命なのか、いずれにしても「自然」が一番かなと思います。なんか、難しくて上手く伝わらなくてごめんなさい。
Posted by 蝶々 at 2007年03月26日 14:05

こんにちは、蝶々さん。

背景を変えるには、画像をアップして、そのURLをHTMLソースのBackground urlに入れるって方法をおいらは使ってますが、そのシートによって違いがありますんで、なんとも言えません。難しいですよねぇ。何回やっても頭が痛くなります。

子供を持たずに一生を送れる動物は、人間だけの様ですね。
他の動物は、生命活動すべてが、子孫を残す為にあるみたいです。
ここが人間と他の生き物の大きな違いでしょう。

蝶々さんの様な素敵な女性がもったいない、なんて周囲からよく言われたと察します。

子供を持つのは、幸せである反面、その代償として人生の大きな時間を犠牲にしなければいけません。やってみないとその苦労は分からないものでしょうが、並大抵ではないでしょう。

鮭って魚が典型的ですが、子供を産む目的で信じがたいほどのネルギーで激流を遡りますけど、産卵を終えたら抜け殻みたいになって流されて行き、熊に襲われても逃げる元気もありません。
また、口に入れたり、腹に入れたりして子供が大きくなるまでじっと辛抱してるヤツもいます。

人間は遠い昔にその段階を超えたんでしょね、サルみたいな体毛が消えて産卵期(発情期)も消えた時に。
でなければ、こんなに長い寿命は必要ないかと思います。
30年くらいで充分でしょうからね本来は。

子育てにエネルギーを奪われて、創作に回せない。
物造りの人が子供を持たない傾向は、こういう面もあるかと思います。

どちらにしても、人は何かを犠牲にして何かを手に入れるって運命からは、決して逃げる事は出来ないと、おいらは人生から学んだ気がするんですよ。
Posted by 魚山人 at 2007年03月26日 17:36

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