和食用語「相生」

  

相生(あいおい)

二つのものが共に生まれ育つ事を意味する。

元々は同じ根から発した二つの幹を指した言葉。

仲の良い夫婦をイメージさせることから、婚礼や慶事の料理や飾り物として使われる。

二つのものを結びつけた形にした料理を「相生にする」と称し、「相生結び」「相生鯛」などが代表。

また、婚礼の際に用いる盆景を『相生台』といい、男島と女島が配してある。


相生 相生鯛 相生結び 合い肴
合混ぜ膾 相乗り 青煮 青淵汁
あおる 青寄せ 青掻敷 あかなべ
あがる あがり 赤おろし あく
あたる・あたり 小豆粥 餡掛け粥 霰粥
浅芽 阿茶羅漬け
揚げ酢浸し 揚げ達磨 朝日長芋 飛鳥料理
甘皮 編笠 網切り 綾白髪
菖蒲蒸し 洗い 荒金豆腐 あられ
有馬 朝倉山椒 淡路結び 合わせ鱚
合わせ作り 粟鯛蒸し 淡雪 あんこう料理
鮟皮 塩梅 網捨籠