飲食店と客の関係
「ここも閉店休業か」
外出すると、扉を閉ざした食べ物屋さんに気づきます。
べつに珍しくもない”街の風景”なんでしょう。
が、おいらは同業ですので特別な感慨を持ちます。
街の中心部や駅から少し離れてしまうと厳しいでしょうな。
どのような客層をターゲットに設定していたのでしょうかねえ。
まぁ、多くはそういう分析をして店をオープンしてはいないのでしょう
「先に条件ありき」、つまりそこに物件があったので店を造った。
それでもって、「美味いものを出してればお客は来るはず」との希望的観測。
飲食店の現実「お客様は神様」という幻想
おいらは比較的早くから「お客は神」という幻影を捨てていました。
80年代には気づいていましたね。それは幻だと。
お客さんを見ていないホール係、そしていつまでたっても出来ない料理。
子供連れの客は、店と公園の区別が出来ないのかガキを騒がせる。
そういった話ではありません。
当時はファミレス全盛、対極の高級料亭やグランメゾンも健在。
その両方をよく研究しました。課題はもちろん、”どうすればお客をよべる店をつくれるか”です。
「資本と手を組んでその走狗になる」がひとつの答えでした。
だが、それはバツ。企業は嫌いなんで。
後年、SVの真似事などをする事になりますが、それは依頼によるものであり、組織に籍を置くことはありえません。
結局おいらが導き出した結論は、
「お客さんの動向に左右されない店にする」
です。
冷たい熱帯魚
これはね、
外食産業が喧伝する「お客様第一」が嘘だと見抜いたからです。
彼らの云うお客様主義は実はとんでもない欺瞞でして、実際にマニュアルで推進しているのは効率化と高収益化であり、お客さんはどうでもいいんですよ。
面倒なので詳しくは書きませんが、要するに「牧場」とか「養殖場」でしてね、お客というものを人間として捉えていないのです。それが「大規模化」へつながる背景です。
「いずれ自滅する」
バルブ満開の頃に、おいらはそういう冷たい視線で業界をみていました。
つまり彼らの真似をしなければいいのですな。
「お客様は神様」というのは大嘘。
「羊なら神だが、人間だと困る」が彼らの本音。
この反対の道を行けばいい。
「羊はけっこう、人間だけ来てくださればよい」
「ヒトだけに焦点した店を作る」
単純なことでね、「人間を人間として扱う」ってだけの話。
逆説的ですが、
「お客を開発するにはお客を追わないこと」
そう考えるに至ったのですよ。
魚に寒水魚と熱帯魚がいるように、人間にも種類があります。
それを一網打尽にしようと考える企業目線は愚かなものです。
「熱くて冷たい水温」なんてもんは、ありえない。
透明な海で群れて泳ぐ色彩鮮やかな熱帯魚は美しい。
漁師なら本能的に網を広げたくもなるでしょう。
だが、知恵のある漁師はそんなことはしない。
無駄だと分かっているからです。
派手な格好でヒラヒラ泳いでいるものだけが魚ではない。
地味で目立ちはしないが、”生きてるものは他にも沢山いる”
本当に「アツイ」のはどちらの方か？
おいらはそれに気がついたのですよ。
このBlogと魚山人はコンサルではありませんので、具体的な事は何一つ書けませんけども、分かる人にはなんとなく分かる。申し訳ないが、それでいいのだと思います。
資本主義も共産主義も終わっている
欧州で市民の右傾化が目立つようになっております。
その理由はご存知のように「景気の悪化」
一般的に欧州各国は財政状態が悪い。
「大きな政府」、つまり過保護による支出過剰が重しになっているから。
そういわれてますが、それは表向き。
真の原因は「時代の流れ」であり、これには打つ手がありません。
もちろん欧州だけではなく、米国も日本も新興国も例外にはなれない。
”時代の流れ”とは何か？
それは「生産に労働者が必要なくなった」ということ。
だが、世界の市民は今でも大半は労働でメシを食っている人々。
その結果今我々がみている現実が目の前に存在する。
すなわち「社会不安一歩手前」の国々ですな。
労働者がいなくても生産には困らない。
ということは、資本家がボロ儲けできるっていう意味になる。
それは例えばアメリカを見れば明らかでしょう。
アップルを先頭に、どんだけ莫大な儲けを出しているか。
彼らはほとんど米国で生産をしていない。
もちろん欧州でも日本でも生産していない。
つまり先進国の労働者は不要なのです。
生産を引き受けているのは新興国。
だが、中韓の現状をみるに、これらの国も生産をしなくなるはず。
富は偏在して行き、やがて労働者は行き場を失うでしょう。
遠からず先進国同様に失業者で溢れることになる。
ごく少数の富豪が富を独占する。
今はそういう方向に向かっている最中というわけですな。
しかし人類7千年の歴史を振り返れば、そういう社会の方が普通なのであり、この100年のような「平等に近い」「中産階級が人生を謳歌した」時代は極めて異例で珍しいと言えましょう。
歴史上初めてではないか。
全歴史を通して、一握りの支配階級が庶民を搾取し富を独占するのがごく普通ですのでね。
その珍しい100年間も、どうやら終わりに近づいている様ですが。
ギリシャは西洋文明の原点。
そこから裂けようとしている図は、まさに「象徴」にみえます。
※欧州で起きている”危機”なるものは（危機が、投機筋・ヘッジファンドの煽りでなきゃですが）、実はユーロ内の『南北格差』によるものです。ドイツが極北でギリシャが南の果てって構図でもって、南が過疎化してる（日本でいうなら都市化から遅れて経済的自立が不可能な田舎）
なので通貨のユーロが下落してもドイツなどは全然困らず、逆に儲けが増えるだけのことです。実際の話、ギリシャがユーロを離脱しようがどうなろうが、ドイツ・フランスの知ったこっちゃありません。どうでもいい。ただ、これをきっかけにユーロの枠組みが壊れることを心配してるだけですな。そうなると儲けやすい環境が消えるわけですので。
欧州の話に戻ります。
景気が悪化すれば人々は余裕を失う。
考える力も衰えていき、良識は隅へ追いやられる。
それが極端な右傾化となって表れます。
排他的になり、保守化が進行する。
生産が追いつかぬほど景気が良かった時代に自らが積極的に受け入れた移民を、今度は冷たく排斥するのです。
移民排斥、外国人嫌いが、街を跋扈し始める。
景気が悪くなるのは、どう考えても移民の責任ではない。しかしその理屈は通らず、職を奪われるとして移民を憎む。
こうした頭の悪い連中は、簡単に国粋主義者に利用される結果となる。
北欧じゃ無関係の人々を大量射殺する国粋主義のキ印が出る始末。
ネオナチもいまだに健在。
国粋主義者やファシストは資本家の手先だと歴史が証明している。
景気悪化の「真犯人」は大手企業や金融資本。
それすらも分からぬほどの馬鹿と成り果てるのでしょう。
第一次世界大戦というのは「植民地争奪戦」の総括みたいなモンでした。
これに勝利した国は植民地をさらに拡大。
敗戦国は植民地を失いました。
もっとも痛い目にあったのはドイツ。
講和会議で決定された『ベルサイユ条約』を受けるしかなかった。
ライン右岸は占領される
領土の1/6を失う
すべての海外植民地を失う
1320億マルクというありえない額の賠償金を命じられる
社会民主党政権のワイマール共和国はこれを受け入れ奮闘はしたものの、マルクは1兆分の1にまで価値をさげるインフレーション。その後アメリカ資本などの投入で経済は一時もち直すが、1920年代末のアメリカ発世界大恐慌でドイツ経済は破綻。デフォルト状態のままヒトラーが政権を握る。
1929年に起きた大恐慌は10月のニューヨーク株式市場の大暴落から始まり、全世界に甚大な影響を与えることになります。
大恐慌の原因は、”資本主義の矛盾”です。
生産過剰なのに、富の偏在で労働者には購買力がない。
穀物や肉を大量に廃棄しても価格の暴落は止まらない。
簡単に言えば、富が独占されすぎて消費者が消えたという事。
この時代にかろうじて「中産階級」が存在したのはアメリカだけです。
大恐慌を背景に急速に広まったのがファシズム。
ムッソリーニもヒトラーも、独裁を獲得するためにあらゆるものを利用。
社会主義を毛嫌いする軍隊や資本家や地主や教会の支持
経済的に困窮する市民の支持
前途不安な若者達の支持
こうした支持を強固にし、一体感を持たせる為に「人種差別」を鮮明に打ち出し、ユダヤ人を排斥。自信を失った人々に「我々は優秀な人種である」と強調してユダヤ人を迫害し財産を強奪する罪の意識をすりかえる大衆デマゴギー。
「奴らが悪い」「この現状は劣等人種である奴らのせい」
だから奪ってもいいし、殺してもいいってわけでしょう。
こうした世界的な経済後退を招いたのは資本主義各国の「強欲」です。
ユダヤ人のせいではありません。
だが、そんなことは誰も言えないし、言えば「アカ」として弾圧。
ヒトラーの嘘つきぶりは党名にはっきりと表れています。
「国家社会主義ドイツ労働者党」
彼は労働者にも社会主義にもまったく関心がない。
興味があるのは独裁政権だけ。そして大資本家の財産だけです。
その後行った政策をみれば、これは一目瞭然。
このような残忍強欲な独裁者に国を任せてしまった。
その理由が「景気悪化」であるとしても、あまりにも、愚か。
なのでドイツの国をあげた反省ぶりは半端ではないのです。
我々が今見ているもの。
それは資本主義の限界です。
今から80年前にもそれを見てるはずだが忘れてしまったようです。
だからと言って社会主義が勝利したわけではない。
ピエール・ルルー、マルクスやレーニンや孫文の主張は基本的に正しい。
思想家が考えだした共産主義は間違った思想ではない。
だが、それを人間が実践するのは無理です。
現実の社会でそれを実現するのは不可能でしょうな。
スターリンや毛沢東が何をしたか。
ただの独裁恐怖政治であり、社会主義などと呼べるものではない。
ソビエトも中国もたんに官僚主導の独裁政治に過ぎません。
（ロシアは帝政に戻りそうだし、中国共産党は相変わらずの独裁）
我欲にまみれた人類にとって、共産主義は荷が重すぎるのですよ。
であるにも関わらず、いまだに党名を変えない日本共産党には腹が立つ。
なぜかと言えば「日本で唯一の野党」だからですよ。
その責任を自覚せず、アナクロな共産主義を標榜する意固地さ。
日本を良くしようという意識と実行力が欠落してますな。
原理主義者は北朝鮮にでも移民すればよい。
現在ユーロ圏で起きてる経済危機は終息がみえません。
なぜなら構造的な問題であり、解決の糸口がないからです。
この先、企業が現地で労働者を求めるとは考えにくい。
一部の資本家しか利益を得られない事態が進行する。
利潤を求めて資本は各国を飛び回るが、やがて限界をむかえます。
消費者の開拓よりも、減少が勝るからですよ。
やがてすべては紙クズになるでしょう。暴落です。
当面欧州各国は緊縮財政を目指すしかない。
国民の不満は移民や外国人に向けられる。
ナショナリズムが蔓延し排他的な政権が誕生する可能性もある。
社会主義的な政権ができたとしても、何もできることはない。
国民は期待を裏切られたとして、国粋主義に傾くおそれがある。
アジアはどうなのか。
嫌日、嫌中、嫌韓、三つ巴で愚かなことをやっておりますな。
アホの底が知れませんが、この程度ってことでしょう。
だいたい日本の左派や右派は何を言いたいのかさっぱり分かりません。
どうでもよい瑣末な枝葉末節を、重箱の隅を突付くように口汚く低劣に罵るだけでヒステリーに近く、そこに明確な理論はなく、あるのは感情論のみ。
左派や国家主義者は革命でもやればいいし、右派は石原さんでも立てて政権を奪取し、憲法を変える。で、国民皆兵にして小島あたりから戦争を開始すりゃいいでしょうが。
他の連中も、そんなに中韓が嫌いなら自衛隊を乗っ取って北京なりソウルなりを爆撃すればいい。今すぐF15で爆弾を落として来いっての。
ネチネチグズグズ言ってる暇がありゃ、それをやればいいんです。
中韓だって同じ。
そんなに日本が嫌いなら、爆撃しにきやがれってんだ。
いつでも攻めてこい、ボンクラ。
まぁ、その程度ですな。アジアも。
強欲な資本主義連合はね、かつての植民地帝国列強が形を変えただけ。本質は同じです。
グローバル経済という「新キリスト教」を御旗に、すべてを根こそぎ強奪しようという姿勢はまったく変わっておりません。
それにはアジア各国が手を携えて対抗する以外にない。
だが犬と猿みたいにギスギスしてるザマでは、また荒らされ放題に終わる。
不思議なんですが、
今の学校は1930年代になにが起きたのか教えてないのでしょうか？
すべてにおいて経済が優先する社会にはいずれ限界が訪れる。
永遠に膨張を続けるものはないからです。
欧米や日本が経済苦境に立たされているとすればそれは自業自得。
他の何かを責めるのはお門違い。
欲の暴走が招いた結果でしかありません。
【冷たい熱帯魚】とは何か
それが何を指すのか、ここまで読んでわかった人もいるでしょうし、分からぬ人もいるでしょう。それで結構ですし、その帰結にしかなりません。
ただね、それが分からぬにしろ、本能的に悟っていないと、客商売を続けていくのは難しいでしょうね。特に飲食業は厳しいでしょう。
さあ、くだらねぇ事ばかり書いていても商売になりませんので（笑）
そろそろ仕事に戻るといたします。
なぜか太陽の近辺をウロウロしている地球の10倍の大きさはあろうかという超巨大UFOの宇宙人にブログを乗っ取られてしまいやした。
なんでコメント欄が少し変になっています。すんません。
＊＊＊＊で、アレですんで＊＊＊＊になってまして、
ゆうじさんのコメなどは＊＊＊＊ばかりで、まるでアホのコメみたいになってスンマセンm(_ _；)m
PS
ゆうじさんは本当は頭が良いうえに、男前のハンサムぼーいです。
アホではありせんので。念のため。
なお、
マルちゃんのコメはエイリアンと結託したマル子氏本人の希望により削除。
したがって関連コメも消えます。
魚山
魚山人様
お忙しい中での記事の更新、本当にありがとうございます。
『冷たい熱帯魚』を拝見して、
あらためて自分の拠って立つ所と、
矜持を確認させていただくことが出来ました。
また明日から頑張っていきます！
Posted by 知魚楽 at 2012年05月18日 23:43
お疲れ様で-す｡
あのよ爺｡あんまししつっこく書くと信憑性がなくなんだが あえて書く｡
俺が ふと 感じたり考えたりしたことが よくその日の爺記事になってたりします｡気持ち悪いです｡
つっても 俺が感じ思ったことゎ政治でも飲食店でもない｡
道路工場のため片側交互通行になってる現場で交通整理にあたる赤い棒振る方々だよ｡
この方達｡徹底してManualに従わなければ交通事故が起きる｡んで労働で何かを生産する仕事でもﾈｪ｡単に労働を売り 糧にする労働者中の労働者｡
通勤途中にある片側交互通行の現場に二人｡両側に一人づつ｡
入り口側のﾔﾂ…「さっさと行け!」ｯﾂｰよに俺に思ゎせる仕種と表情｡いかにもｶｯﾀﾙそうに 尚且つ苛々してんのがわかる｡
一方で出口側で赤い棒を振る方…「皆様方にゎ本当にご迷惑をおかけしております｡どうか安全運転で いってらっしゃい｡」と その方の労働姿勢が言っている｡
給料ゎ変わらないんﾀﾞﾛに｡
この両者｡制服こそ同じだが 前者ゎ俺と同い年くらいで茶髪｡後者ゎ白髪の方｡「冷たい熱帯魚」
俺ゎ「暖かい姥貝(北寄貝)」のいる店に銭を払って
飲み食いするよ｡
ﾂｶよ爺｡
あんまりにも態度悪いから吸ってたﾀﾊﾞｺを 指でﾋﾟﾝｯ!ってﾔｯてやろかと思ったよ!(どうせﾁﾝﾋﾟﾗですよ俺†)
でも我慢した｡ｶﾞﾝたれて なんとか我慢したよ｡←ﾌｯ!大人な俺（笑）
Posted by 鯔次郎 at 2012年05月19日 01:11
こんにちは、知魚楽さん、鯔次郎さん
知魚楽さん、恐縮です。
いつもご訪問頂き、ありがとう存じます。
ボラジくん、
相変わらず40ヅラ下げて餓鬼のような行動。恐れ入る。
あれは辛い仕事であり、続けるのは大変だろう。
（あのマルちゃんも派遣でやった事があると書いていた）
食うに困っても何もやらない連中に比べて、立派だよ。
この100年は珍しくも平等な社会だった
そう書いてますが、
それは多大な犠牲を出した第二次大戦があったから。
戦争の結果、ほぼ全ての植民地は独立した。
そして世界一強欲であったイギリスは没落した。
さらにソ連を中心にした反資本主義国家の台頭。
イギリスにとって代わったアメリカは巧妙な支配を始めた。
力で庶民を押さえるのではなく、「マネー」で縛り付けるやり方です。
力で押さえれば、人々はソ連（社会主義陣営）に傾くからね。
その手段として資本を利用する。
資本家は雇用をしなければいけない
雇用された庶民は中産階級を形成し消費意欲を増進、
たくさん消費し、結果的に投資家を富ませる。
一石二鳥であり、巧妙なサイクルだ。
だが、これもよく考えると、どこも平等ではない。
さらに機械工学の進化は人間の労働者を不要にしつつある。
資本家は雇用をしなくてもよくなり、サイクルが壊れつつある。
だが資本家に甘い各国政府は今までそれを野放し状態だった。
だから限界がきているのであり、それが今我々の眼前にある。
重大な構造転換期であり、
これがどのように収束するのか、今はまだ見えません。
Posted by 魚山人 at 2012年05月19日 06:41
生まれたとこから遠く離れて、一体どこ行きますねん人間ちゅうのは
エエ歳こいて親を想えんかったアホでしょう
ボケてく一方ですやん、母なる地球は
錯乱動物たる人類でも、その生理は自然の循環に呼応するもの
僕らにとって確かなもんって、一握りですやん
すがりついてでも失ったらアカンでしょう
けどまぁ進化の形は、んな事おかまいなしなのかも知れまへん、、。
対立する意思の中で、矛盾を前提として存在しうる人の業
宇宙てなんなんじゃい！？
ゴーギャン夜露死苦、我々は何モンなのか、、。
勝手に生まれたであろう我々が、勝手に考えては、ワカラン！ヤーメた！の繰り返し
歴史の揺りカゴの中で、無垢を気取った幼児プレイ真っ最中の我々は、今日も眠ったふりをします。
答えなき問いかけが人生でも、生きるとは答える事に他ならん
生きるだけ生きたら、野垂れ死んだらええんじゃい
今日も昼間っから飲み過ぎてしもたわい
魚山人サン、あなたのリズムが大好きです
鯔さん最高！二人の問答をニヤニヤ拝見しとります。
脈絡のない散文ですが
全国の父ちゃん母ちゃんには、もっと食卓に期待してほしいなぁ
感性と知性、食は実存の核です
高い車より、高くとも良質な味噌買って欲しいわい(笑)
子どもの為に食事をこしらえる姿に、道徳的観念はハッキリとあらわれてます。
ワケわからん事教え込むより、ちゃんとしたもん食べさせてあげようよ
Posted by エンゾ at 2012年05月19日 21:05
こんばんは、エンゾさん。
正直、キ印スレスレの記事を書いたと自分で思います。
そんなモンに、コメをありがとう。感謝します。
一番嬉しいのはね、鯔さんを褒めてくれてる部分。
40ヅラさげて不良ガキ並のセリフばかりだが、そこからちゃんと本人を読みこんでくれる貴方のような方もいる。それがうれしいですねぇ。
ま、若い衆を褒められた親方の気持ちっていうか・・・
たんに爺だから朦朧（←ボラジから伝染った）したのか・・（笑）
いや・・この話はなかったことに
ちょっとほめると、すぐ気が狂うからアレ （笑）
Posted by 魚山人 at 2012年05月19日 23:41
こんばんは
このブログの読者なら皆わかってます
キ印スレスレの記事もまた必然、そう表現しなければならなかったのでしょう
内容が充実すれば、形は自ずと出来るもんです、枠など描かなくても花の色を描けば、花の形になります
ますます抽象化が展開される現代はスッカラカン、止まらんでしょう、人は人を置き去りにして進化するものなんかもしれません。
しかし、なぜか今だに手を使ってものを造りつづける板前さん(笑)
おっとこ前！！
Posted by エンゾ at 2012年05月20日 01:17
御言葉、いたみいりますm(_ _)m
ミクロとマクロ。
魚山人Webでは、つかみどころがない程広範な話ばかり
ですが、おいら達ちゃ一人か二人の口を満足させるのが日常。
今日も手を抜かず、
来店予定のお客さんを喜ばせることに集中するのみです。
色々と、アタマに来るんで、
ボラジと二人でSNSでも始めましょうかね（意味不明 笑）
Posted by 魚山人 at 2012年05月20日 07:11
まさに我が意を得たり！！！！！！。
有難う御座いました。よくぞ言ってくれました。自分の中でも漠然とそんな感覚はありましたが、明確に言葉にする事はなかなか出来ませんでした。ま、勇気がないって事ですね(^^;。
人類が破滅に向かっているというのは、紛れもない事実です。恐らくはかなり（数値はわかりません）の数の人類がそこに気がついているでしょう。一人の人間が正気を保っていられるのは、せいぜい５０年でしょう。その間自分が無事でいられればいい、というか感覚が見え見えです。かく言う私にも正直あります。ならば憂えるというのはどう言うことなのか？それは果たして高尚なことなのか？いや、高尚であるべきなのか？それとも・・・。人類の数を減らすというのが一番簡単な解決方なのですが。自己矛盾の極みですね。
自分で自分の首を絞めてしまいました。無限地獄です（笑）
前半の飲食店の下りはコピペして、私の妻に読ませます。理解してくれるかなぁ・・・。
Posted by 藤井茂男 at 2012年05月20日 16:28
藤井さん、こんばんは。
今までの藤井さんのコメは、「人類破滅」というワードが非常に多いようです。
よく考えてみて下さい。
破滅がどうしたっていうんです？
「人類滅亡」 そんなモンはどうでもいいんですよ。
滅亡するななら、すればよい。
滅亡したとて、それがどうしたってんです？
逆に問いたいですな、
「じゃ、アンタはいつまで生きるつもりなのか？」、とね。
千年どころか、百年も生きられんでしょう、どうせ。
心配することでもなく、騒ぐことでもなく、「考えても無意味」です。
人にも地球にも宇宙にも、【永遠】なんてもんはありません。
生命の泉である太陽もいずれ燃え尽きる運命。
すべての事象には限界があります。寿命があるんです。
ましてヒトの寿命など瞬きにすぎない。
その短い人生をいかに生きるか。
それだけの事ですよ。
背筋をのばし、矜持をもって人生を締めくくれるか、
あるいは流されるだけ流されて、白痴のままで死んでいくか
それぞれが好きなようにすればよい。
どんな人間にでも、幸せを追いかける権利があります。
だが、「幸せ」とは千差万別。人間の数だけあるでしょう。
聖人には聖人の、極悪人には極悪人の、「幸せ」がある。
このねじれは人類の宿命。解決する方法はありません。
「ありのまま」
受け入れるべきを受け入れ、
考えても栓の無いことで人生を無駄にしない。
風を柳のようにしなやかに受け流す。
おいらはそう思いますよ。
いつもコメをありがとうございます。
奥様には記事を見せないように。
（脳みそを疑われる可能性がありますので（笑）
Posted by 魚山人 at 2012年05月21日 01:25
格好満点
中身０点
なつかしいな爺｡
ﾔﾙしかﾈｪの
我々ゎ
んでなきゃｺﾒなんざできやしﾈｪよ
理屈?構ってる暇ﾈｪ
とにかく また明日必死に仕込みする毎日
それが俺達の仕事
ただそんだけ
Posted by 黒足のﾎﾞﾗｼﾞ at 2012年05月21日 02:15
おつかれさま、鯔次郎さん。
さんざんな挑発にも乗らぬ、冷静なレス。
やはり「中身は大人」のようですな。
（成長は嬉しいが、なんか寂しい…… ← 笑）
考えてみると、鯔ちゃんのような根性をもった男も珍しい。
おいらの厳しい反論の数々、
さらにコメントは削除される、
それでも絶対にコメントして来るのをやめない。
普通、こういう場合は、もうコメをしてこないか、続けるにしても、無言電話を繰り返す歪んだ精神構造を持つストーカーに似た、下劣低劣なモノとなってゆくだろう。感情に心を支配される弱っちい人間はそうなる。
だが鯔さんはそうではない。
弱い男などではないからだ。
心も曲がっていないし、筋目もある。
”鯔次郎”という名前は伊達ではない。
そう言ってもいいと思う。
たいしたモンだと、感心してますよ。
「冷たい熱帯魚」
それが”何か”をハッキリ言うことはさすがに凶暴なおいらでもためらいがある。
記事をよく読めば答えとなる単語を書いてはいるがね。
＊＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊＊＊＊
Posted by 魚山人 at 2012年05月21日 11:08
初めまして、戎と申します。
長い間ブログを読ませて頂いて
初めまして、コメントさせて戴きます。
自分はお店をだしで8年目になりますが
開店当時に初めてＰＣを触り出して、
貴ホームページと出会いそれからブログ
や鯔次郎様、たいら様、マルちゃん様、
ゆうじ様などコメントが毎日仕事終わりの
愉しみに、させていただいておりました。
いつか包丁の投稿もしたいなとかでも
この輪の中に入っていくのはおこがましい
かなとか思いながら今まで居りました。
自店の場所が海水浴場の目の前という事も
あり震災の時はかなりの打撃を受けましたが
震災のバタバタしてる最中でも魚山人様の
記事にもの凄く勇気ずけられ奮い立たされ
今に至ります。
＊＊＊＊＊＊＊＊
本当に有難う御座いました。
こんな文字だけでは陳腐になってしまいますが
本当に本当に有難う御座いました。
どうぞこれからもお体だけは大事に為さって
下さい。 長々と申し訳有りません。 戎
追伸
奥様との出会いの記事では涙が止まりません
でした。
Posted by 戎 at 2012年05月21日 14:45
戎さん。
気が向いたらいつでも包丁画像を送ってください。
楽しみに、でも気長に、待っておるとします。
Posted by 魚山人 at 2012年05月21日 15:26
おつかれさまです。 ＊＊＊＊＊＊＊、
＊＊＊＊＊＊＊実はうちの店に電話して来ました（笑）
＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊＊＊
＊＊＊＊＊＊＊
何にしろ、今年の米の作付けが東日本はどうなる事やら。九州では、今週末あたりから種を作り始めます。
こんな時にも、天皇陛下は国民の安寧や今年の作付けを心配しておられるのかと思うと、今の自分がどれだけ恵まれてるのかをつくづく感じます。
そういや、魚山人さんは陛下の事などには触れられませんよね。和食や米と神話には切っても切れない関係があると思っています。 また、いつかそのあたりのはなしでも。 それと、これ、表には出さなくてイイですから。魚山人さんと、＊＊＊＊まるちゃんへのコメです。
米とコメ。うまいなー、おれ。
Posted by ゆうじ at 2012年05月
本当に会社近辺だけでも閉店の案内を見ない日はないほどです。
何十年も続いた店が閉店というのもありますが、開店して半年から2年ぐらいというのがすごく多い気がしています。 店のご主人のことを思うと胸が痛みます。
魚山人さんが実践されている通り「お客を選ぶ店ほどお客に選ばれる」のだと最近つくづく思います。私も店を選びますが、、。
本当の姿にではなく、うわべの姿に価値を認めへいこらする社会 自分を偽装し、他人も偽装していて、混乱しもう誰が誰だか分かりはしない。 どんな状況でも卑にならずプライドを持って生きていたいものです。
Posted by 庄助 at 2012年05月23日 21:01
こんばんは、庄助さん。
削除希望の欄外の部分に心打たれました。
東北へのご主張、おつかれさまでした。
最近は記事に震災関連のことを書かなくなりましたが、
その理由は「怒りでアタマに血が登ってどうにもならなくなるから」です。
野田、枝野、細野といった輩は打ち首にでもしてやりたいと憤ります。
言ってることとは裏腹に原発ムラの使い走りに成り果て、復興の邪魔をする。
自民を始め野党も政局しかアタマにない糞。
政治も行政もクズです。
マスメディアは白痴。
それを眺める国民は木偶。
若者は無気力のうえに低能。
こんな腐った国など滅びればよい、とさえ思います。
この国にて矜持を保って生きる難しさを痛感するばかりです。
Posted by 魚山人 at 2012年05月23日 21:05
あれ？
何かおかしいこのボログ。
いや、ブログ。
さて、しばらく魚山人さんがボログを更新しない様ですので、皆様の時間つぶしに一つ問題を出しましょう。
少しは宿題に答えるのも読者の勤めではありませんか？いつも読み逃げもイイですが、いつまでもそんなトコに隠れていたって前には進めませんがな。
特に、飲食店経営者さん。
今回の記事には、かなり大きな事が書いてあります。ただし、答えは書いてありません。はっきりいって、これだけヒントが書かれていても答えがわからないなら、店をしても失敗します。ここで言う店とは一発当ててすぐ消える様な店ではありません。
自慢ですが、僕が東京千代田区でやっている店。アサヒビールの本社調べによると、あの界隈ではウチがナンバーワンの取り引きをしています。つまり、日本一のアサヒのお得意さんです。毎月の酒代、300万です（泣）
そう言う話しじゃ無いんですよ。流行る店、じゃないでしょ。
30年続けられる店をつくるには、です。
さて、これからの外食産業でシッカリ地に足つけて、出したいモノを出すのではなく、必要とされる店である為には？
天皇陛下はそもそも、何に祈られているのか？
粋とはなんぞや？
このブログで一貫して通してある筋とは？
自分の意見を言うだけではなく、見ているひとに正しく解釈してもらう為には？
何が必要ですかな？
さぁ皆さん考えましょう。
Posted by ゆうじ at 2012年05月24日 00:17
ゆうじくん、そいつは無理な質問ですな。
せっかくアホじゃないってフォローしたのに（←
◯ホか、お前さんは（笑）
もう少し「現実」をみつめるべきでしょうな。
今の日本人の求心力が何かを。
コメではなくヤキソバとかAKBだよ。
銭に踊らされ続ける浮かれポンチさ。
「本当の姿」「なぜそうなったのか」
それを徹底して把握しなきゃ【次】は無い。
【次】とは未来ではなく、過去だ。
つまり日本人の原点、稲作だよ。
Posted by 魚山人 at 2012年05月24日 00:47
